メキシコ人留学生が見たCIFTIS 2025 中国発・国際教育サービスの現在地 video poster
メキシコの若者が見たCIFTIS 2025の国際教育
2025年9月に北京で開かれたサービス貿易の国際見本市「China International Fair for Trade in Services(CIFTIS)2025」に、メキシコ出身の若者が足を運び、中国発の国際教育の可能性を探りました。本記事では、この国際ニュースを、日本語で分かりやすく解説します。
世界最大のサービス貿易見本市・CIFTISとは
CIFTIS 2025は、その分野では世界最大の総合イベントとされるサービス貿易見本市で、2025年9月10日から14日まで北京の首鋼園(Shougang Park)で開催されました。
会場には、サービス貿易に関わる企業や機関が世界中から集まりました。
- 参加した国と国際機関:85
- 現地で出展した企業数:約2,000社
- うち、フォーチュン・グローバル500企業など国際的大手企業:500社近く
デジタル、金融、文化、教育など、幅広いサービス分野が一堂に会する場となり、各国の最新トレンドや協力の可能性が紹介されました。
教育展示に惹かれたメキシコ人留学生
こうしたCIFTIS 2025の会場で、特に「教育」の展示エリアに注目したのが、ペキン大学に在籍するメキシコ出身の学生、モライマ・オルドニェスさんです。
オルドニェスさんが最も関心を寄せたのは、教育分野における国際協力とサービス貿易のあり方でした。彼女は教育展示を訪れ、中国が次のような取り組みをどのように進めているのかを学びました。
- 国際・地域教育の協力プラットフォームをどのように構築しているか
- 教育サービス分野でどのように貿易の成果を生み出しているか
- これらの取り組みが、世界の教育サービス貿易の発展をどう後押ししているか
留学生として中国で学ぶオルドニェスさんにとって、CIFTISの教育展示は、自身の学びや将来のキャリアを考える上でも重要なヒントを与える場になったといえます。
国際教育とサービス貿易が交わるところ
教育は、本来は教室やキャンパスの中で完結するものに見えますが、CIFTISのような場では「教育サービス」が国境を越えるビジネスや協力のテーマとして扱われています。
たとえば、
- 大学間の共同プログラムや留学生の受け入れ
- オンライン教育や遠隔授業の提供
- 職業教育や専門スキル研修の国際展開
といった取り組みは、国と国、地域と地域を結ぶ「教育サービスの貿易」として位置づけることができます。CIFTIS 2025の教育展示は、こうした流れの中で、中国がどのように国際教育のハブとしての役割を高めようとしているかを示すものでもありました。
若い世代にとっての意味──「学ぶ場所」を広げる視点
メキシコ出身のオルドニェスさんが北京で国際教育の可能性を探ったことは、日本の読者にとっても他人事ではありません。世界各地の若者が、学びの場やキャリアの舞台として、特定の国だけでなく複数の地域を行き来する時代が広がりつつあります。
CIFTIS 2025で示された教育サービス貿易の取り組みは、
- 「どの国で学ぶか」だけでなく、「どのようなネットワークの中で学ぶか」
- 「どの大学を選ぶか」だけでなく、「大学と企業、国際機関とのつながりをどう活用するか」
といった問いを、私たちに投げかけています。
国際ニュースを日本語で追いかける私たちにとっても、CIFTIS 2025でのメキシコの若者の視線は、「学び」と「仕事」の選び方をアップデートするヒントになるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com







