インドネシア寄宿学校倒壊 がれきから子ども救出も91人不明 video poster
インドネシア東ジャワ州Sidoarjoで寄宿学校の建物が倒壊し、がれきの中から子どもが救出されました。一方で、10月1日時点で少なくとも91人の生徒が行方不明とされ、救助活動と家族の不安が続いています。
インドネシア・Sidoarjoで寄宿学校が倒壊
国際ニュースとして伝えられているこの事故は、インドネシア東ジャワ州Sidoarjoにある寄宿学校で起きました。建物が突然倒壊し、多くの生徒が中に取り残されたとみられています。
CGTNのストリンガー(現地撮影協力者)が撮影した映像には、救助隊が崩れた建物のがれきを慎重にかき分け、子どもを引き上げる瞬間が映っていました。救出された子どもは、生きた状態でがれきの下から運び出されたとされています。
10月1日時点で91人以上ががれきの下に
現地当局は10月1日、建物が崩れてから2日が経過した時点で、少なくとも91人の生徒が依然としてがれきの下に埋まっていると明らかにしました。発表によれば、救助活動は続行中とされ、その時点でも現場では時間との戦いが続いていました。
- 場所:インドネシア東ジャワ州Sidoarjo
- 施設:寄宿学校の建物
- 救出:がれきの中から子ども1人が生存した状態で救出
- 行方不明:10月1日時点で少なくとも91人の生徒ががれきの下に残されていると当局が説明
救助現場の緊迫した空気
映像からは、救助隊員たちが素手や道具を使って慎重にがれきを取り除き、一刻も早く中に取り残された人たちにたどり着こうとする様子が伝わってきます。崩れたコンクリートや鉄骨が複雑に絡み合う中での作業は危険と隣り合わせで、わずかな判断ミスが新たな被害につながりかねません。
子どもが救出された瞬間には、周囲から安堵の空気が広がったと伝えられています。とはいえ、多くの生徒の所在が確認できていない状況では、救助に当たる人たちも休むことなく作業を続けざるを得ません。
不安の中で待ち続ける保護者たち
当局によれば、建物の倒壊後、多くの保護者が寄宿学校の周辺に集まり、子どもたちの安否を待ち続けています。行方が分からない子どもを思いながら、わずかな情報にも耳を傾ける時間が続いているとされています。
家族にとっては、一人でも多くの子どもが無事に救出されることが唯一の願いです。救助活動が続く一方で、時間の経過とともに不安や緊張が高まっていく状況がうかがえます。
このニュースから見える「学校の安全」と私たち
今回のインドネシアのニュースは、単なる海外の事故として片付けられない側面を持っています。子どもが長時間を過ごす学校や寄宿施設の安全性は、どの国にとっても重要なテーマです。
日本でも、地震や豪雨など自然災害のリスクが高い地域は少なくありません。校舎の老朽化対策や避難訓練のあり方など、「子どもが安心して学べる場をどう守るか」という問いは、私たち自身の社会にも向けられるものです。
繰り返し伝えられる災害や事故のニュースに慣れてしまうのではなく、そのたびに「自分の身の回りではどうか」「できる備えは何か」を考えるきっかけとして受け止めることが求められているのかもしれません。
10月1日時点で、少なくとも91人の生徒ががれきの下に取り残されているとされたこの事故。インドネシアの救助活動と家族の不安に思いを寄せながら、学校の安全や災害への備えについて、あらためて考えるタイミングになりそうです。
Reference(s):
Child pulled alive from rubble with over 90 still missing in Indonesia
cgtn.com








