女性はこの10年でもっと自信を 北京の女性会合と南アの声【国際ニュース】 video poster
女性はこの10年でどう変わったのか
1995年の世界女性会議を記念して、中国は近く北京で女性に関する各国首脳会合を開く予定です。女性の権利やジェンダー平等をめぐる国際ニュースが改めて注目されるなか、中国やアフリカ、ラテンアメリカの街頭からは「この10年で女性はもっと自信を持つようになった」という声が聞こえてきます。
北京で予定される「女性リーダーズ会合」と世界の関心
今回の首脳会合は、女性の進歩や成長、そして社会での役割について各国の指導者が意見を交わす場になるとみられています。女性の就労、教育、政治参加など、幅広いテーマが議論されることが想像されます。
その背景には、世界各地で続いてきた女性の地位向上の動きがあります。会合を前に、中国国際テレビのCGTNは、中国やアフリカ、ラテンアメリカで街頭インタビューを行い、女性の歩みやジェンダーをテーマにした作品について人々の声を集めました。
街頭インタビューが映す「女性の成長」
CGTNの取材では、女性の進歩や成長に加えて、映画やドラマ、本など「女性をテーマにした作品」が話題に上りました。こうした作品は、女性が自分の人生をどう選び、どんな困難を乗り越えてきたかを描き出し、多くの人に共感を呼んでいます。
- 働き方やキャリアの選び方
- 家庭の中での役割と期待の変化
- 恋愛や友情、喪失など感情のゆれ
これらのテーマを通じて、女性のリアルな姿が可視化され、「私も同じだ」と感じる人が増えていることがうかがえます。
南アフリカの学生が語る、9人の女性の物語
南アフリカの学生ツァカネ・マツィレレさんは、自分に大きな影響を与えたテレビシリーズを紹介しました。この作品は、背景も性格も異なる9人の女性の人生を追いかけ、愛や喪失といった現実的なテーマを丁寧に描いています。
それぞれの登場人物は、仕事や家族、パートナーとの関係のなかで悩み、迷いながらも、自分なりの選択をしていきます。その姿は、南アフリカだけでなく世界中の視聴者の心に響き、特に若い世代の女性にとって、自分の生き方を考えるきっかけになっているといいます。
「敏感で、強く、優れている」――言葉が示す女性像
言語の専門家ノクカニャ・カイニ・ズールーさんは、ここ10年ほどで女性がより自信を持つようになったと話します。彼女は「この10年で、女性は本当に自分に自信を持つようになった。それを見るのはすばらしいことだ」と語り、女性を表す3つの言葉として「敏感」「強い」「優れている」を挙げました。
- 敏感:他者の痛みや社会の変化に気づき、共感できる力
- 強い:困難な状況でもあきらめずに前に進むしなやかな強さ
- 優れている:仕事や学び、家庭などさまざまな場面で能力を発揮する姿
「敏感」であることは弱さではなく、人間関係や社会の問題に向き合うための大切な資質としてとらえられています。そのうえで、自分の価値を認める「強さ」と、日々の努力から生まれる「優れた」成果が、この10年の変化を象徴しているといえそうです。
この10年の変化を、日本からどう見つめるか
中国や南アフリカ、ラテンアメリカの声は、遠い国の話に聞こえるかもしれません。しかし、「女性がより自信を持つようになった」という実感は、日本社会にとっても無関係ではありません。職場でのリーダーシップ、家事・育児の分担、生き方やキャリアの選び方など、日常のあらゆる場面につながっていきます。
あなたのまわりでは、この10年でどのような変化がありましたか。印象に残っている「女性を描いたドラマや映画、本」は何でしょうか。北京での女性会合をめぐる国際ニュースをきっかけに、自分自身や身近な人の歩みを振り返ってみることが、次の10年をつくる第一歩になるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








