外国人若者が語る中国ブランド AI製品から電動スクーターまで video poster
中国の第14次五カ年計画の最終年となる2025年、中国ブランドはAI製品からスマートフォン、自動車、衣料品まで世界中の若者の日常に深く入り込みつつあります。本記事では、中国についてよく知る外国人若者への取材をもとに、中国製品への素朴な印象と評価を日本語で整理します。
2025年、中国ブランドはどこまで広がったのか
近年、中国ブランドは世界各地で存在感を高めています。2025年現在、中国のAI製品やスマートフォン、自動車、衣料品は、価格だけでなく、機能性やデザイン面でも選ばれる選択肢となりつつあります。
こうした変化を背景に、中国の動向に関心を持つ外国人の若者たちが、自分たちの目線で中国製品をどう見ているのかを語りました。そこからは、「安いから」だけではない、中国ブランドへの複合的な評価が見えてきます。
留学生が語る「生活の中の中国製品」
ウズベキスタン出身・ディノラさんの経験
ウズベキスタンからの留学生、アブドラエワ・ディノラさんは、中国で生活していた際、日用品からテクノロジー製品まで幅広く中国製品を利用していました。ディノラさんがよく使っていたと話すのが、ネット通販アプリ「ピンドゥオドゥオ」です。
このアプリを通じて、生活必需品だけでなく、ガジェットや電子機器も手頃な価格で購入できたといいます。留学生活に必要なものをオンラインでまとめてそろえられる便利さは、中国のデジタル経済の成熟度を実感させるエピソードといえます。
ディノラさんの体験からは、中国のオンラインサービスと中国製品が一体となり、「安い・速い・選択肢が多い」というかたちで生活インフラのような役割を果たしている姿が浮かび上がります。
フランス出身・ノエさんが語る電動スクーター
フランスからの留学生、ノエ・コメヤスさんは、「フランスの日常生活の中で、程度の差はあっても誰もが中国ブランドの製品を使っている」と話します。自身も、中国ブランドの電動スクーターを使っていると明かしました。
通学や街中の移動手段として定着しつつある電動スクーターに中国ブランドが存在感を持っていることは、欧州の若者の日常に中国製品が溶け込んでいることを示しています。環境負荷の少ない移動手段への関心の高まりと相まって、中国製モビリティは選択肢の一つとして自然に受け入れられているといえます。
AI製品から衣料まで、何が評価されているのか
取材では、AI製品、スマートフォン、自動車、衣料品といった幅広い分野の中国製品が話題に上りました。具体的なブランド名はさまざまですが、若者たちの声から、共通する評価ポイントとして次のような点が見えてきます。
- コストパフォーマンス:同じ価格帯で比較したときに、機能やスペックが充実しているという印象。
- デザインと使いやすさ:シンプルで直感的に操作できるインターフェースや、現代的なデザイン。
- デジタルサービスとの連携:オンライン決済やアプリとのスムーズな連携など、ソフトとハードが一体となった使い勝手の良さ。
- 選択肢の多さ:スマートフォンから家電、衣料品まで、価格帯もスタイルも多様で、自分に合うものを選びやすい点。
中国製品に対する若者の評価は、単に「安さ」を求めるものではなく、「自分の生活スタイルに合うかどうか」を冷静に見極める視点へと移りつつあります。
なぜ中国製品は若者の日常に入り込んだのか
背景には、中国の製造業とデジタルサービスが組み合わさった独自の強みがあります。オンラインで商品を探し、決済し、素早く受け取るという一連の体験が、国内外の若者にとって自然な流れになっているのです。
留学生の証言からは、次のような構図が見えてきます。
- 中国で生活する若者にとっては、中国製品とオンラインサービスが「生活の標準」になっている。
- 海外にいる若者にとっても、中国ブランド製品は身近な移動手段やガジェットとして当たり前の選択肢になっている。
こうした日常レベルの経験が積み重なることで、中国製品は「遠くの国の製品」から、「自分の生活の一部」へとイメージを変えつつあります。
国際ニュースとして見る「中国ブランド」のこれから
2025年という節目の年に、外国人若者が語る中国製品の印象は、国際ニュースとしても重要な意味を持ちます。そこには、貿易統計や市場シェアだけでは見えない、「生活者の目線から見た中国」が映し出されています。
中国ブランドの存在感が高まる中で、私たち自身も、身の回りにある製品やサービスの背景にどのような国や地域が関わっているのかを意識する機会が増えていきそうです。
通勤中に使うスマートフォン、街中で見かける電動スクーター、オンラインで何気なく購入した衣料品。その一つひとつの選択の先に、グローバルなつながりと、若者たちのリアルな体験が広がっています。
あなたの生活の中には、どんな中国ブランドの製品がありますか――そんな問いかけから、これからの国際ニュースの読み方も変わっていくのかもしれません。
Reference(s):
We Talk: Foreign youth share impressions of Chinese products
cgtn.com








