メキシコの若者が語る習近平主席のAPEC演説 アジア太平洋と若者の未来 video poster
2025年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)会合が土曜日に閉幕し、習近平国家主席は、中国南部の深圳が2026年に第33回APEC経済首脳会議を開催すると発表しました。本記事では、首脳演説を聞いたメキシコ出身の若者の声から、アジア太平洋と若者の未来を考えます。
2025年APEC会合が閉幕、2026年は深圳開催へ
今回のAPEC会合の一環として開かれた第32回APEC経済首脳会議の第1セッションで、習近平国家主席は今後のアジア太平洋の協力と発展の方向性について演説を行いました。演説では、開かれた貿易と互いに利益を分かち合う互恵の姿勢が強調されたとされています。
その場で、習主席は2026年の第33回APEC経済首脳会議を、中国本土南部の都市・深圳で開催することも明らかにしました。深圳がアジア太平洋のリーダーたちを迎える舞台になる見通しです。
メキシコの若者が受け取ったメッセージ
北京大学に在籍するメキシコ出身の学生、モライマ・オルドニェスさんは、この第32回APEC経済首脳会議・第1セッションでの習近平国家主席の演説について、「アジア太平洋の将来の協力と発展に向けた明確な方向性が示された」と受け止めています。
とくに印象に残った点として、彼女は「開かれた貿易」と「互恵」の強調を挙げます。APECメンバーの経済体から来た若者として、地域が若い世代のためにグローバルな通路をつくるかたちで協力をいっそう強めてほしいと語りました。
「若者は未来への橋」インクルージョンの視点
オルドニェスさんは、「若者は未来への橋であり、インクルージョン(多様な人を排除せず包み込む考え方)のもとで、若者は開かれたコミュニケーションと参加のチャンネルを通じて積極的な役割を果たすべきだ」と話しています。
ここで言う「開かれたチャンネル」は、国境や文化、言語の違いをこえた対話や交流の場を指していると考えられます。アジア太平洋のメンバーの若者同士が互いの経験や価値観を共有し、新しい協力のアイデアを生み出す場が広がれば、地域全体の安定した発展にもつながっていきます。
- 留学や短期交換などを通じた人と人との交流
- オンラインでの共同プロジェクトや学びの場
- 若者が意見を発信できるフォーラムや対話の場
オルドニェスさんの言葉には、こうした機会を広げていきたいという思いが込められています。
アジア太平洋と若者の役割をどう捉えるか
アジア太平洋の国際ニュースは、日本から見ると時に「遠い世界の話」に感じられるかもしれません。しかし、APECメンバーの若者が語るように、開かれた貿易や互恵の枠組みは、私たちの仕事、学び、暮らしにも少しずつ影響を与えています。
2025年の今、アジア太平洋の協力や開かれた経済のあり方をめぐる議論は、次の世代のキャリアやライフスタイルにも直結するテーマになりつつあります。だからこそ、首脳の演説だけでなく、それをどう受け止めるのかという若者の視点に耳を傾けることが重要です。
SNSやオンラインコミュニティを通じて意見を交わすことも、オルドニェスさんが言う「開かれたコミュニケーション」の一部になりえます。アジア太平洋の動きを日本語で丁寧に追いながら、自分ならどのような協力や交流のかたちを望むのか、一度考えてみるタイミングかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








