ロシアの若者が期待するG20サミット:連帯・平等・持続可能性は行動へ video poster
2025年11月22〜23日に南アフリカのヨハネスブルクで開かれた第20回G20サミットは、アフリカで初めての開催となりました。テーマは「連帯、平等、持続可能性」。世界の課題に向き合うこの国際会議を、中国で学ぶロシアの学生はどう見ているのでしょうか。
アフリカで初開催となった第20回G20サミット
今回のG20サミットは、南アフリカのヨハネスブルクで行われ、アフリカ大陸で初めての開催となりました。テーマに掲げられた「連帯、平等、持続可能性」は、国際ニュースでも繰り返し取り上げられ、世界共通の課題にどう向き合うかが問われました。
特に、次のような問題が意識されています。
- 飢餓
- 格差と不平等
- 貧困
- 気候変動
サミットのテーマは、こうした課題への協力的な取り組みと、持続可能な発展の方向性を示すものだといえます。
中国で学ぶロシアの学生が語る期待
北京大学で学ぶロシア人学生のスラヴァ・クリシャウスカヤさんは、中国で7年間生活し、学びを続けてきました。中国での経験を通じて、社会の変化や発展のスピードに強い印象を受けているといいます。
今回のG20サミットについて、スラヴァさんは、飢餓や不平等、貧困、気候変動といったグローバルな問題への関心を高めるきっかけになると期待しています。また、「連帯、平等、持続可能性」という言葉が、単なるスローガンに終わらず、具体的な行動や政策につながってほしいと語ります。
「テーマを現実の行動へ」若い世代のまなざし
スラヴァさんの世代にとって、国際会議はニュースとして眺めるだけのものではなく、自分たちの未来に直結する場でもあります。気候変動による異常気象や、格差の拡大、将来不安などを肌で感じる中で、「世界のリーダーたちは本当に行動してくれるのか」という問いが、自然と生まれてきます。
だからこそ、G20のような枠組みには、次のようなことが求められているといえます。
- 明確な目標とタイムラインを示すこと
- 若い世代にもわかりやすい形で成果を説明すること
- 各国が責任を分担し、協力して実行すること
「連帯・平等・持続可能性」をどう実現するか
連帯や平等、持続可能性といった言葉は、一見するときれいごとにも聞こえます。しかし、飢餓や貧困、気候変動といった問題が国境を越えて私たちの生活に影響を与えている今、抽象的な理念ではなく、実際の選択や政策として形にすることが求められています。
今回のG20サミットがアフリカで初めて開かれたことも、世界の成長センターが多様化し、さまざまな地域の声を反映させる必要性が高まっている表れだと見ることができます。
私たち一人ひとりにできること
国際会議の成果は、しばしば遠い世界の話に感じられます。それでも、スラヴァさんのような若い世代がG20に期待を寄せていることは、「自分たちの未来を他人任せにしない」という意思の表れでもあります。
私たちにできることは、小さくてもゼロではありません。
- 飢餓や貧困、気候変動などの国際ニュースに継続的に関心を持つこと
- 身近なレベルでエネルギーの使い方や消費行動を見直すこと
- SNSなどで、信頼できる情報や多様な視点をシェアし、対話を広げること
第20回G20サミットのテーマ「連帯、平等、持続可能性」が、世界のリーダーだけでなく、私たち一人ひとりの行動を変えていけるのか。ロシアの若者のまなざしを通して、その問いが改めて突きつけられています。
Reference(s):
cgtn.com








