ブラジル市民が振り返る2025年と、2026年に託す「変化」への願い video poster
2026年の幕開けとともに、ブラジルの街頭では「昨年(2025年)をどう受け止め、今年(2026年)に何を願うのか」という声が静かに交わされています。年越しの花火が空を照らすなか、人々の言葉から浮かび上がったのは「変化」でした。
年越しの熱気の中で聞こえた、2025年の「収穫」と「後悔」
世界各地で新年を祝うカウントダウンが行われる中、ブラジルでも多くの人が集まり、花火とともに新年を迎えました。CGTNの取材(現地ストリンガー)では、住民たちが2025年の出来事を振り返り、うまくいったこと(収穫)と、やり残したこと(後悔)をそれぞれの言葉で語っています。
新年の路上インタビューは断片的な声の集合ですが、そこには「一年をどう締めくくり、次の一年へどう踏み出すか」という、個人の実感がそのまま表れます。
キーワードは「変化」——2026年は“新しい章”という見立て
取材で目立ったのは、2025年を振り返るときに「変化(change)」という言葉を挙げる人が多かったことです。変化の中身は人によって違っても、2026年を「これから始まる新しい章」と捉える感覚が共有されていました。
- 去年を経て、生活や気持ちの節目を感じた
- 今年は流れが変わる、変えたいという意志がある
- 新年を“リスタートの機会”として受け止めている
年初は、ニュースが大きく動く瞬間というよりも、人々の期待と不安が同時に立ち上がるタイミングです。「変化」という言葉が繰り返されること自体が、2026年に向けた空気感を示しているようにも見えます。
「安全に、穏やかに」——ルイーザさんの新年の願い
取材に応じたルイーザさんは、新年の願いとして「みんなが安全であること」を挙げたうえで、新しく開けた道を「落ち着き、幸せ、達成感をもって楽しめるように」と語りました。
ここで印象的なのは、目標を強く言い切るよりも、まずは日々の安全や心の平穏を願うトーンです。大きな夢と同じくらい、「安心して過ごせること」が新年の願いとして前面に出てくるところに、等身大の現実感があります。
この“市民の声”が映すもの:変化を急がず、暮らしを整える新年
2026年のスタート地点で語られた「変化」は、必ずしも劇的な転換を意味するとは限りません。むしろ、昨年の経験を踏まえながら、生活のペースや安全、心の余白を取り戻したいという願いが、その言葉に重なっているように読めます。
新年の抱負は、目立つ目標だけでなく、日々の選択の積み重ねで形になります。年越しの花火の下で交わされた短い言葉の中に、2026年をどう生きたいかという“静かな前向きさ”がにじんでいました。
Reference(s):
We Talk: Brazilians reflect on 2025 and share hopes for 2026
cgtn.com








