「Becoming Chinese」海外トレンドが冬へ:ミラノ・コルティナ五輪で再燃する“氷雪の中国式” video poster
海外のSNSで広がる「Becoming Chinese(中国的な暮らしに寄っていく)」というライフスタイル潮流が、2026年2月に開幕したミラノ・コルティナ冬季オリンピックをきっかけに、冬季スポーツという新しい領域へ広がりつつあります。
「中国的なフェーズに入った」――SNSから見える生活習慣の広がり
断片的に見えてくるのは、日々の小さな習慣を通じて「中国的」と感じる時間を増やす動きです。SNSでは「とても中国的な生活フェーズに入った」と表現しながら、次のような行動を挙げる人がいるとされています。
- 温かいお湯(白湯)を飲む
- 自家製のお粥(congee)を食べる
- 八段錦(Baduanjin)のような“意識した動き”で心身を整える
派手なブームというより、暮らしの手触りを整える「実践」の形で共有されているのが特徴です。
焦点は「氷と雪」へ:冬季スポーツの熱と北京五輪の記憶
このトレンドがいま冬に向かう背景として語られているのが、中国の人々の冬季スポーツへの愛と、2022年北京冬季オリンピックの記憶です。2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開幕したことで、それらが改めて呼び起こされている――という文脈が提示されています。
「Becoming Chinese」の道のりの中で、海外の人々が次に気にし始めているのは、中国の人々が冬季スポーツにどう向き合い、冬をどう楽しむのかという点だといいます。
“中国式”は競技よりも「過ごし方」? いま浮上している問い
ここで興味深いのは、「何をするか」だけでなく「どう過ごすか」へ関心が移っていることです。白湯やお粥、八段錦が象徴するのは、速さよりも整え方、派手さよりも継続といった感覚かもしれません。
冬季スポーツというダイナミックな題材が加わることで、今後は次のような問いが、SNS上の共有の言葉になっていく可能性があります。
- 冬の運動を、体調管理や日課の延長として取り入えるのか
- 「観る楽しみ」と「やってみる楽しみ」はどう交差するのか
- 五輪の記憶は、個人の生活習慣の変化とどう結びつくのか
いま(2026年2月)注目される理由:五輪が“生活の翻訳機”になる
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの開幕は、競技の勝敗だけでなく、異なる文化圏の「暮らしの断片」を翻訳して流通させる装置としても働きます。だからこそ、2022年の北京冬季オリンピックの記憶と重ねながら、「中国的な冬の楽しみ方」を探す動きが立ち上がっている――という見立ても成り立ちます。
この流れが一過性の“憧れ”で終わるのか、それとも習慣として根づくのか。次に広がるのは、食や運動だけではなく、冬という季節の捉え方そのものかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








