国際ニュース 王毅外相が上海協力機構(SCO)支援継続を約束
中国の王毅国務委員兼外相が北京で上海協力機構(SCO)の現事務総長と次期事務総長に就く予定の人物と会談し、中国がSCO事務局の仕事を今後も支援していく考えを示しました。本記事では、この国際ニュースのポイントを日本語ニュースとして整理します。
北京での会談内容: 事務局への支援継続を強調
会談は金曜日、北京で行われました。王毅外相は上海協力機構(SCO)の張明(Zhang Ming)事務総長と、次期事務総長に指名されているヌルラン・エルメクバエフ(Nurlan Yermekbayev)氏と向き合い、中国が事務総長と事務局の職務遂行を引き続き支え、便宜を図っていくと強調しました。
王毅外相は、中国共産党中央委員会政治局の委員も務めています。その立場から、張事務総長がこれまで示してきた上海協力機構の発展と成長への貢献を高く評価し、今後事務総長に就任する予定のエルメクバエフ氏に祝意を伝えました。
過去3年で前進したSCO協力
王毅外相は、この3年間について、加盟国首脳の指導と各加盟国の共同の努力のもとで、上海協力機構が決意を持って前進し、協力の水準を引き上げ、組織として一段と強固になってきたと振り返りました。
現在、中国は上海協力機構の輪番議長国を務めており、その仕事を進めるために全力を尽くしているとしています。王毅外相は、SCOの明るい未来に十分な自信があると述べ、他の加盟国とともに、同機構を次のような存在へと発展させていきたいと語りました。
- 国際秩序を安定させる力
- 加盟国の繁栄と活力の頼れる源
- 地域の人々にとって幸せな家ともいえる場
張事務総長が語る事務局の成果
張明事務総長は、過去3年間、加盟国からの信頼と配慮、中国からの支援と協力、そして上海精神と呼ばれる理念に導かれ、事務局が多くの成果を上げてきたと説明しました。
事務局は、さまざまな分野での実務的な協力を促進し、組織としての国際的な影響力を高めることに努めてきました。また、各国の人々が実際に利益を感じられるよう取り組み、新しいタイプの国際関係や、人類共通の未来を分かち合う共同体づくりのはっきりとした推進役になっていると述べました。
次期事務総長が示した方向性
次期事務総長に指名されているエルメクバエフ氏は、中国が上海協力機構の発展において果たしてきた主導的な役割を高く評価しました。そのうえで、事務総長に就任した後も、中国が担う議長国としての仕事を全面的に支援し、来年のSCO首脳会議の準備を協力して進めていく考えを表明しました。
今回の動きが映し出すもの
今回の会談を通じて浮かび上がるのは、上海協力機構という枠組みを通じて国際秩序の安定や地域の繁栄を追求していこうという中国と加盟国の姿勢です。王毅外相が語った支援継続と「明るい未来」への自信、張事務総長が強調した実務協力と国際的な影響力、そして次期事務総長による中国の議長国としての役割への支持が重なり合うことで、SCOが今後も多国間協力の重要な舞台であり続けることを印象づけています。
国際ニュースを追う読者にとって、こうした動きは、国や地域がどのように協力し、共通の利益や将来像を模索しているのかを考える手がかりとなります。今後のSCOの動きや来年の首脳会議の行方にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
FM Wang Yi says China will continue to support the work of SCO
cgtn.com








