国交55周年へ:中国副主席とイタリア上院議長が北京で会談
北京で中国副主席とイタリア上院議長が会談
2025年3月25日、中国の韓正国家副主席は北京でイタリアのイグナツィオ・ラ・ルッサ上院議長と会談しました。今年、国交樹立55周年を迎えた中国とイタリアが、両国関係の今後の方向性を改めて確認した形です。
国交樹立55周年「より成熟し安定した関係」へ
韓副主席は、昨年に両国の首脳が会談し、今後の中国・イタリア関係の発展に重要な合意を得たことを振り返りました。そのうえで、国交樹立55周年となる今年、中国はイタリアと共に、戦略的かつ長期的な視点から、より成熟し、安定し、開かれ、互恵的な関係を築いていく用意があると強調しました。
こうした関係強化によって、両国の人びとに一層多くの利益をもたらしたいという考えも示されています。
経済から文化まで、協力分野を拡大へ
韓副主席は、中国がイタリアとの協力を次のような幅広い分野でさらに深めたいと述べました。
- 経済・貿易
- 観光
- 文化
- 教育
- スポーツ
これらの分野で具体的な成果を積み重ねることで、二国間関係を実質的に前進させたい考えです。経済や観光、文化・教育・スポーツを通じた交流は、市民レベルの往来とも密接に結びついており、日常的な交流の広がりが政治・外交関係の安定にもつながるとみられます。
イタリア側「中国の活力と成果を実感」
ラ・ルッサ上院議長は、今回の訪中を通じて、中国の発展の活力とその成果を十分に感じ取ることができたと述べました。イタリアは、中国とのオールラウンドな友好協力関係を一層強化していきたいとの姿勢を示しています。
また、長い歴史と伝統を持つ中国とイタリアという二つの古代文明が、世界の平和と発展に新たな貢献をしていきたいとの期待も表明しました。歴史と文化を重んじる両国が連携を深めることで、多様な価値観を尊重しながら国際社会に関わっていく姿勢を打ち出した形です。
今回の会談が示すメッセージ
北京で行われた今回の会談は、中国とイタリアが国交樹立55周年という節目の年に、関係の長期的な安定と実務的な協力拡大を重視していることを印象づけました。
- 首脳レベルの合意を踏まえた、二国間関係の方向性の確認
- 経済・貿易や観光、文化、教育、スポーツといった生活に近い分野での協力拡大
- 二つの古代文明として、世界の平和と発展への貢献を強調した点
国際情勢が不確実さを増すなか、対話と協力を通じて関係の安定を図ろうとする動きは、地域や国際社会全体にも影響を与えます。中国とイタリアの今回のやり取りは、ヨーロッパとアジアをつなぐ関係が、今後どのような形で世界の平和と発展に寄与していくのかを考えるうえでも注目される出来事と言えます。
Reference(s):
cgtn.com








