トランプ米大統領、2期目最初の外遊で5月にサウジ訪問へ 米メディア報道
トランプ米大統領、2期目最初の外遊先にサウジアラビアを選択か
米メディアの報道によると、トランプ米大統領が5月中旬にサウジアラビアを訪問する方向で調整が進んでいます。大統領2期目に入ってから初の外国訪問となる見通しで、外国投資や湾岸諸国との関係、中東紛争をめぐる議論が予定されています。
サウジ訪問計画の概要
ニュースサイトAxiosは、米政府高官および計画を知る関係者の話として、トランプ大統領が5月中旬にサウジアラビアを訪問する計画だと伝えました。この計画は、ここ数週間で米国の高官とサウジアラビア側の高官との間で協議され、その一部はサウジアラビアで行われたウクライナ危機に関する協議の場の傍らでも話し合われたとされています。
報道によれば、訪問に向けた準備はすでに進行中とされ、実現すればトランプ政権2期目に入って最初の外遊となります。トランプ氏は1期目の最初の外遊でもサウジアラビアを訪れており、同じ国を最初の訪問先として選ぶ可能性があることになります。
議題は投資、湾岸諸国との関係、中東紛争
ホワイトハウス当局者は、今回のサウジ訪問について、主な焦点は外国投資の議論、湾岸諸国との関係強化、中東で続く紛争の終結に向けた協議になると説明しています。
- 外国投資の拡大や調整
- サウジアラビアを含む湾岸諸国との関係強化
- 中東で続く紛争の終結に向けた道筋の模索
具体的な合意内容などはまだ明らかになっていませんが、経済協力と安全保障の双方をにらんだ議論になるとみられます。
ウクライナ危機をめぐる協議との接点
報道によると、今月初めには、米国の代表団がサウジアラビアの首都リヤドで、ウクライナ代表団およびロシア代表団と、それぞれ技術的なレベルの協議を行いました。こうした場にサウジアラビアが選ばれていることは、同国がウクライナ危機をめぐる対話の舞台としても活用されていることを示しています。
そのような中で、トランプ大統領自身がサウジアラビアを訪問する計画が浮上したことは、ウクライナ危機を含む広い安全保障環境の中で、サウジアラビアや湾岸地域の役割をどう位置づけるのかという点でも注目されます。
再びサウジを最初の外遊先に選ぶ意味
トランプ氏は1期目の大統領就任後、最初の外遊先としてサウジアラビアを訪れました。今回も2期目で最初の外国訪問先がサウジアラビアになる可能性があることは、同国および湾岸地域を、政権外交の中心に据えようとするメッセージとも受け取れます。
特に、投資や安全保障、エネルギーをめぐる利害が交差する中東地域に対し、どのようなスタンスと優先順位を示すのかは、湾岸諸国だけでなく、欧州やアジアの国々にとっても無視できないテーマです。
これから注目したいポイント
今回の報道を踏まえ、読者として押さえておきたいポイントを整理すると、次のようになります。
- サウジ訪問が、中東で続く紛争の停戦や政治対話にどこまで具体的な進展をもたらすのか
- 外国投資や湾岸諸国との関係強化の議論が、ウクライナ危機を含む国際安全保障環境にどう影響するのか
- トランプ政権2期目の対中東戦略の中で、サウジアラビアと湾岸諸国がどの位置づけを与えられるのか
訪問計画はまだ準備段階とされていますが、今後の正式な発表や具体的な日程、そして実際の協議内容が、国際情勢を読むうえで重要な手がかりとなりそうです。
Reference(s):
Trump plans to visit Saudi Arabia in May, U.S. media reports
cgtn.com








