大阪万博2025開幕 夢洲で開会式、未来社会をテーマに世界が集う
大阪で2025年国際博覧会の開会式
2025年4月12日、西日本の都市・大阪の人工島・夢洲で、2025年国際博覧会(大阪万博)の開会式が行われました。一般公開の前日にあたるこの日、世界に向けて万博のスタートが宣言されました。
天皇陛下と石破首相ら、国内外の要人が出席
開会式には、天皇陛下や石破茂首相などの来賓が出席しました。会場となったのは、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲に整備された万博会場です。
テーマは「私たちの生活のための未来社会のデザイン」
大阪万博のテーマは、英語でDesigning Future Society for Our Livesと掲げられています。私たちの暮らしを守り、より良くしていく未来の社会をどのように描くかが問いかけられました。
会期は一般公開が始まった2025年4月13日から10月13日までの184日間で、160を超える国や地域、国際機関が参加しました。主催者は、会期中に合計2820万人の来場を見込んでいました。
石破首相「世界が対話でつながる場に」
開会式のあいさつで石破首相は、大阪万博は世界の人々が集まり、対話を交わすためのプラットフォームを提供するものだと述べました。
また、新型コロナウイルスの流行を乗り越えた今も、世界はさまざまな分断という危機に直面していると指摘し、その中で人と人とのつながりを取り戻し、深めていく場として万博の意義を強調しました。
BIE事務局長が語った「いのち」と技術
博覧会国際事務局(BIE)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長もスピーチで、今回の大阪万博を、公衆衛生や防災の向上によって人々のいのちが守られる未来社会を思い描く貴重な機会だと位置づけました。
さらに、教育とテクノロジーによって人間の可能性は大きく引き出され、人と人、そしてアイデア同士のつながりを通じて、より包摂的で豊かな世界が育まれると語りました。
コロナ禍や自然災害を経験した世界にとって、こうした視点は、日本だけでなく国際社会全体に共通する課題だといえます。
初日の来場見込みと中国館のオープン
会場は2025年4月13日午前9時に一般公開が始まり、その日から184日間にわたって開催されました。主催者は、初日だけで14万人を超える来場者を見込んでいました。
会場内には各国のパビリオン(展示館)が設けられ、当時、中国館も翌13日に正式オープンする予定でした。多様な国や地域がそれぞれの技術や文化、未来へのビジョンを紹介し合う場として、万博の存在感が示されました。
2025年の今、万博が残した問い
10月13日まで続いた大阪万博は、分断が目立つ国際社会の中で、対話と協力をどう取り戻すのかという問いを投げかけました。
公衆衛生や防災、教育、テクノロジー、そして人と人とのつながり。大阪で交わされたこれらのキーワードは、万博後の2025年の今も、私たちが未来を考えるうえで外せないテーマとなっています。
Reference(s):
Japan holds opening ceremony for Osaka Expo ahead of full public start
cgtn.com








