シリア各地でイスラエル空爆が激化 ダマスカス郊外などで死傷者
イスラエルによる空爆とドローン攻撃がシリア各地で相次いで報じられています。首都ダマスカス周辺から南部・中部の州まで攻撃が広がり、死傷者や大きな物的被害が出ていると伝えられています。
シリア全土でイスラエルの空爆が激化
現地メディアや監視団体によると、金曜日にはシリア上空でイスラエル軍とされる戦闘機や無人機の活動が一気に活発化しました。首都ダマスカスだけでなく、中部や西部の各州でも空爆やドローン作戦が確認されたとされています。
今回報じられている主なポイントは次の通りです。
- ダマスカス郊外カナケルでのドローン攻撃で4人が死亡
- ダマスカス東部郊外ハラスタ周辺で少なくとも10回の空爆
- 南部ダルア県の複数地域でも空爆が発生
- 中部ハマ県では4人が負傷したと地元メディアが報道
- 一部では大きな物的被害が出た一方、死者は確認されていないとする報道も
ダマスカス郊外カナケル ドローン攻撃で4人死亡
ダマスカス郊外の町カナケルでは、イスラエル軍によるものとみられるドローン攻撃が金曜日の午後にあり、4人が死亡したとシリア紙アルワタンが伝えています。攻撃の対象や犠牲者の詳細については、現時点で明らかにされていません。
ハラスタ周辺に少なくとも10回の空爆
英国拠点の戦争監視団体「シリア人権監視団」によると、ダマスカス東部郊外のハラスタ周辺では、少なくとも10回の空爆が行われました。攻撃対象には、ハラスタ軍病院近くの軍事拠点も含まれていたとされています。
一方で、シリア国営放送アル・イクバリーヤは、これらの空爆により大規模な物的被害が出たものの、金曜日の夜の時点で死者は確認されていないと報じました。救急車や民間防衛隊が現場に出動し、被害状況の確認と救助活動に当たったとされています。
同じダマスカス近郊でも、報道機関によって死傷者情報が異なる点は、現場の混乱や情報の錯綜を物語っています。
南部ダルア、中部ハマでも攻撃
シリア南部のダルア県でも、イスラエルによる空爆が報じられました。モスビーンとイズラーの町の郊外が攻撃を受けたとされ、詳細な被害状況は明らかになっていません。
さらに中部シリアでは、ハマ県西部の農村地帯にあるシャフタ村の郊外が金曜夜の空爆の標的となり、地元メディアによれば4人が負傷しました。
このように、首都周辺から南部・中部に至るまで広い範囲で攻撃が行われており、軍事行動の範囲が拡大している様子がうかがえます。
地域の反発が高まる中でのエスカレーション
今回の一連の空爆は、周辺地域でイスラエルの軍事行動に対する反発が高まる中で起きたと伝えられています。具体的な外交的や軍事的な反応の詳細は報じられていないものの、複数の地域を同時に狙った形の攻撃は、緊張のさらなる高まりにつながる可能性があります。
国際ニュースとしても、シリア情勢はイスラエルとの関係だけでなく、周辺諸国や大国の思惑が交錯する焦点となっており、今回のような軍事行動が今後の地域情勢や安全保障環境にどのような影響を与えるのかが注目されます。
情報源と今後の焦点
今回の報道は、シリアの国営放送アル・イクバリーヤ、地元紙アルワタン、英国拠点のシリア人権監視団、そしてその他の地元メディアの情報に基づいています。空爆の規模や犠牲者数については、今後の追加取材や発表により修正される可能性もあります。
現時点での主な焦点は、次のような点です。
- イスラエルによる攻撃の目的や標的がどこにあったのか
- ダマスカス周辺と地方部での被害規模の全容
- 周辺地域や国際社会の反応が、今後の軍事行動や外交交渉にどう影響するか
シリアとイスラエルをめぐる緊張は、地域全体の安定にも直結します。最新の国際ニュースをフォローしながら、情勢の変化を冷静に見ていくことが求められます。
Reference(s):
Israeli strikes escalate across Syria amid regional backlash
cgtn.com







