パキスタンのスクールバス襲撃で中国が強く非難 テロに断固反対
パキスタン南西部でスクールバスが襲撃され、子どもを含む死傷者が出た事件を受け、中国外交部はテロを強く非難し、パキスタンへの支持を改めて表明しました。
パキスタン南西部でスクールバス襲撃
報道によりますと、パキスタン南西部バロチスタン州フズダール地区でスクールバスがテロリストによる攻撃を受け、子ども3人を含む5人が死亡し、30人以上が負傷しました。現地時間の水曜日に発生したこの襲撃は、子どもたちの安全を脅かす深刻な事件となりました。
スクールバスのような日常の移動手段が標的となったことで、地域社会には大きな不安と衝撃が広がっているとみられます。
中国外交部「テロをあらゆる形で断固反対」
この事件を受け、中国外交部の毛寧報道官は木曜日、北京で行われた定例記者会見でコメントし、中国として強い非難の意を表明しました。
毛報道官は、犠牲となった人々に対して深い哀悼の意を示すとともに、遺族や負傷者に心からのお見舞いを伝えました。そのうえで、中国はテロをいかなる形でも断固として反対し、今後もパキスタンのテロ対策、社会の安定維持、人々の生命と安全の保護を引き続き力強く支持していくと強調しました。
今回の発言が意味するもの
今回の表明は、中国がパキスタンと連携してテロと向き合う姿勢をあらためて示したものと言えます。テロは国境を越えて影響を及ぼす脅威であり、一国だけでの対応には限界があるという認識が背景にあります。
中国が「社会の安定」や「人々の生命と安全の保護」をあえて強調したことからは、単に事件そのものを非難するだけでなく、日常生活や教育の場を守ることの重要性を打ち出そうとするメッセージも読み取れます。
なぜこのニュースが私たちに関係するのか
日本から見ると遠い地域の出来事に感じられるかもしれませんが、学校や子どもが標的になるテロは、どの社会にとっても他人事ではありません。日常の場が暴力にさらされることで、教育への信頼や地域コミュニティの安心感は大きく揺らぎます。
また、各国がテロを「自国の問題」だけでなく、「地域や国際社会全体の課題」としてどう捉え、どのように協力していくのかも問われています。今回、中国がパキスタンへの支持とテロへの断固たる反対をあらためて打ち出したことは、その一つのあり方を示す動きと言えるでしょう。
考えてみたい3つのポイント
- 学校や子どもを狙うテロが、社会や次世代にどのような影響を与えるのか
- テロという国境を越える脅威に対して、各国がどのように連携すべきか
- テロ事件のニュースを受け取るとき、私たちは何を基準に情報を読み解くべきか
今後の注目点
今回のスクールバス襲撃をめぐっては、パキスタン側による捜査の行方とともに、再発防止に向けた治安対策がどこまで強化されるのかが焦点となります。
中国は、パキスタンの社会の安定と人々の安全を守る取り組みを支持するとしており、テロ対策をめぐる両国の協力の行方にも、今後引き続き関心が集まりそうです。
Reference(s):
FM spokesperson: China strongly condemns school bus attack in Pakistan
cgtn.com








