中国の元軍高官Xu Qiliang氏が北京で火葬 習近平氏らが別れ
中国の元高級軍事幹部であるXu Qiliang(シュ・チーリャン)氏の遺体が、北京で日曜日に火葬されました。国際ニュースとしても注目されるこの出来事には、習近平国家主席をはじめとする中国の党・国家指導者が参列し、最後の別れを告げました。
この記事のポイント
- 中国の元高級軍事幹部Xu Qiliang氏の遺体が、北京で火葬
- 習近平氏や李強氏ら党・国家指導者が八宝山革命墓地で弔問
- 「優れた共産党員」「人民解放軍の優れた指導者」として功績がたたえられた
北京で厳かに営まれた別れの儀式
中国メディアによると、Xu Qiliang氏の火葬は、北京の八宝山革命墓地で行われました。習近平国家主席のほか、李強氏、趙楽際氏、王滬寧氏、蔡奇氏、丁薛祥氏、李希氏など、党と国家の指導者が参列しました。
会場では厳かな音楽が流れる中、指導者たちはゆっくりとXu氏の遺体のそばまで歩み寄り、黙とうをささげました。その後、三度の礼を行い、遺族と握手して哀悼の意を伝えたとされています。
病気で死去 75歳での別れ
Xu Qiliang氏は、6月2日に病気のため北京で亡くなりました。享年75歳でした。葬儀と火葬は、その死去を受けた公式な追悼の場として位置づけられています。
党と軍で重要な役割を担った経歴
Xu氏は、中国共産党の中枢である第18期および第19期中央委員会政治局のメンバーを務めました。また、中国軍の最高意思決定機関とされる中央軍事委員会の副主席も歴任し、軍事分野で重要な役割を果たしてきました。
追悼の場では、Xu氏について「優れた中国共産党員」「幾多の試練を経た忠誠心の高い共産主義の戦士」「プロレタリア軍事戦略家」「人民解放軍の優れた指導者」とたたえられました。中国の軍と党の双方にとって、象徴的な人物の一人だったことがうかがえます。
指導部が示した「敬意」と「継承」のメッセージ
習近平氏、李強氏、趙楽際氏、王滬寧氏、蔡奇氏、丁薛祥氏、李希氏、韓正氏、胡錦涛氏らは、Xu氏の死去後、病院での見舞いや弔意の表明、遺族への弔問など、様々な形で哀悼の意を示したと伝えられています。
こうした動きは、中国の最高指導部が長年軍を支えたベテラン幹部に対して敬意を示すとともに、その路線や経験を受け継ぐ姿勢を内外に示すメッセージとして受け止めることもできます。
国際ニュースとしてどう読むか
今回の火葬と追悼は、中国国内の出来事ではありますが、国際ニュースとして見た場合、次のような点が読み取れます。
- 軍事と政治双方で影響力を持った人物の世代交代が進んでいること
- 党と軍の一体性を重視する中国の姿勢が改めて示されたこと
- 指導部が一致して哀悼を示すことで、内外に安定感をアピールしていること
中国の軍事や政治動向に関心を持つ読者にとって、Xu Qiliang氏の死去と今回の追悼行事は、指導層の世代構成や軍の位置づけを考える際の一つの手がかりとなりそうです。
Reference(s):
Remains of China's former senior military official Xu Qiliang cremated
cgtn.com








