在英中国大使館、ジョンソン前英首相の台湾訪問を強く非難
在英中国大使館、ジョンソン前英首相の台湾訪問を強く非難
在英国中国大使館が、ボリス・ジョンソン前英国首相の台湾訪問と、西側諸国に台湾との経済関係構築を呼びかけたとされる発言を強く非難しました。中国側は、台湾は中国の領土の不可分の一部であり、台湾に関する事柄は中国の内政だと改めて強調しています。台湾問題をめぐる中国と欧州の政治家との距離感を映し出す動きとして注目されています。
火曜日に声明、英国政治家の台湾訪問に強い反発
火曜日、在英国中国大使館の報道官は声明を発表し、ジョンソン氏の台湾訪問とされる動き、および西側諸国に対して台湾との経済的な結びつきを強めるよう求めたとされる発言に対し、強い懸念と反対を表明しました。
- ボリス・ジョンソン前英国首相が台湾を訪問したと報じられていること
- ジョンソン氏が、西側諸国に台湾との経済関係を築くよう呼びかけたとされること
- これに対し、在英国中国大使館が強い表現で非難する声明を出したこと
「台湾は中国の領土の不可分の一部」中国側が改めて主張
報道官は声明の中で、英国の政治家がどのような名目や口実であっても台湾を訪問することに対し、強く反対すると表明しました。さらに、台湾は中国の領土の不可分の一部であり、台湾に関する事柄は純然たる中国の内政であって、外部からの干渉は一切受け入れられないと強調しました。
- 台湾へのいかなる名目・口実による英国政治家の訪問にも断固反対する姿勢
- 台湾は中国の領土の不可分の一部だと位置づける一貫した主張
- 台湾問題は中国の内政であり、外部勢力の関与は認められないという立場
台湾海峡の平和と「台湾独立」勢力への警戒
声明では、台湾海峡の平和と安定に対する最大の脅威は、台湾当局による分離主義的な挑発だと指摘しました。中国側は、台湾の独立を志向する動きを台湾独立勢力と位置づけており、そうした動きに外部が力を与えることが地域の緊張を高めるとしています。
今回の声明でも、在英国中国大使館は、ジョンソン氏に対し台湾独立勢力を励ましたり支持したりする行為をやめるよう求めました。台湾海峡の安定を語る際、中国側が台湾当局の動きと外部からの関与を一体の問題として捉えていることが読み取れます。
「誤った道を進むな」英側への呼びかけ
在英国中国大使館は、ジョンソン氏に対して、中国の内政に干渉することをやめるよう強く促しました。さらに、台湾を中国からいかなる形でも分離することは決して許さないとしたうえで、これ以上誤った道を進まないよう求めています。
- 台湾独立勢力を「鼓舞する」行為をやめるよう要求
- 中国の内政への干渉を直ちに中止するよう呼びかけ
- 台湾を中国から分離しようとするいかなる試みも容認しないと警告
台湾問題をめぐるメッセージとしてどう読むか
現職ではないとはいえ、主要国の元首相による台湾訪問が、中国側から強い反発を招いた形です。今回の声明からは、台湾をめぐる発言や行動が、個別の政治家レベルであっても、中国側にとっては主権と領土に関わる問題として受け止められていることがうかがえます。
国際ニュースを読み解くうえでは、誰がどこを訪問したかだけでなく、それに対して各国の在外公館がどのような表現で反応しているのかに目を向けることが重要です。声明の言葉遣いから見える優先課題や懸念をたどることで、台湾海峡やアジア情勢をめぐる各国の立ち位置を、落ち着いて考える手がかりになります。
Reference(s):
cgtn.com








