ガザでパレスチナ人記者6人死亡 国連事務総長がイスラエル空爆を非難
ガザでパレスチナ人記者6人死亡 国連事務総長が非難
ガザ市でのイスラエルによる空爆でパレスチナ人記者6人が死亡したことを受け、国連のアントニオ・グテレス事務総長がこの攻撃を強く非難しました。発表は、月曜日の定例会見で事務総長報道官のステファン・ドゥジャリック氏が明らかにしました。
「極めて危険」な現場で取材を続ける記者たち
ドゥジャリック氏は会見で、今回の空爆によるパレスチナ人記者6人の死亡について「進行中の戦争を取材する記者たちが直面している極めて大きな危険を浮き彫りにしている」と述べました。
同氏によると、戦争の開始以来、ガザでは少なくとも242人のパレスチナ人記者が命を落としています。短期間にこれだけ多くのメディア関係者が犠牲になっている事実は、現場で情報を伝える行為そのものが命がけであることを示しています。
独立かつ公正な調査を要求
グテレス事務総長は、今回の6人の記者の死亡について、独立した公正な調査を実施するよう求めています。ドゥジャリック氏によると、事務総長は、事実関係を明らかにし、責任の所在を問う仕組みが必要だと強調しています。
独立・公正な調査とは、紛争当事者から距離を置いた立場で、政治的な思惑に左右されずに証拠を集め、何が起きたのかを検証する取り組みを指します。こうしたプロセスが確保されるかどうかは、将来の同様の事件を防ぐ上でも重要なポイントとなります。
記者とメディア関係者は「守られるべき存在」
ドゥジャリック氏によれば、グテレス事務総長は記者やメディア関係者について、尊重され、保護されるべき存在であり、威嚇や暴力から自由な環境で仕事ができなければならないと強調しました。
紛争や戦争の現場で、一般の市民が何が起きているのかを知る手がかりの多くは、前線で取材を続ける記者やカメラマン、プロデューサーなどのメディア関係者がもたらします。その安全が脅かされることは、現場の実態が見えにくくなることを意味します。
私たちに突きつけられる問い
今回の国連事務総長の発言は、ガザで続く戦争だけでなく、世界各地で危険な状況の中で取材を続ける人々の存在に改めて光を当てるものです。ニュースを受け取る側である私たちも、情報がどのようなリスクのもとで届けられているのかを意識しつつ、報道の自由と記者の安全について考える必要があります。
Reference(s):
UN chief condemns killing of Palestinian journalists in Gaza
cgtn.com








