習近平国家主席、SCO諸国との貿易額2.3兆ドル達成を天津で表明 video poster
中国の習近平国家主席は2025年12月8日、天津で開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議で、中国と他のSCO加盟国との累計貿易額が目標を前倒しして2.3兆ドルに達したと述べました。一帯一路協力や鉄道網などの「多次元のつながり」が、地域の発展を支えていると強調しています。
天津で開かれた第25回SCO首脳会議
習近平国家主席は月曜日、天津で開催された上海協力機構(SCO)の第25回首脳会議(SCO加盟国元首理事会)で演説しました。この場で、中国と他のSCO諸国との累計貿易額が2.3兆ドルに達し、予定より前倒しで目標を達成したと明らかにしました。
累計貿易額2.3兆ドル、目標より前倒し
習主席によれば、中国とSCO諸国との累計貿易額は2.3兆ドルに達し、「予定していたターゲットを前倒しで達成した」とされています。この成果について習主席は、地域全体の発展と繁栄に対する力強い原動力になっていると評価しました。
一帯一路と「小さくて美しい」民生プロジェクト
一帯一路構想(Belt and Road Initiative)に関して、習主席は、中国とSCO諸国がこの協力を最初にスタートさせたと指摘しました。その上で、象徴的な大型プロジェクトに加え、生活に身近な「小さくて美しい」民生プロジェクトが実施されていると説明しました。こうしたプロジェクトが、各地の人々の暮らしを支え、地域の発展と繁栄に貢献しているとしています。
1万4,000キロの陸上ルートと中欧班列11万本超
習主席はまた、「多次元のコネクティビティネットワーク(つながりの網)」についても言及しました。SCO加盟国の間では、国際的な陸上輸送ルートがおよそ1万4,000キロにわたって稼働しているとしたうえで、中国と欧州を結ぶ貨物列車である中欧班列(China-Europe Railway Express)が、すでに11万本を超える運行実績を持つと紹介しました。
数字が示す3つのポイント
今回の発表された数字やプロジェクトの内容からは、次のようなポイントが浮かび上がります。
- 経済規模:2.3兆ドルという累計貿易額は、中国とSCO諸国の経済関係が着実に拡大していることを示します。
- インフラと物流:約1万4,000キロの国際陸上輸送ルートと、11万本を超える中欧班列の運行は、地域内外の物流ネットワークを大きく強化しています。
- 人々の生活:一帯一路協力の一環として進む「小さくて美しい」民生プロジェクトは、インフラ整備とあわせて、地域の人々の生活を具体的に支える取り組みとなっています。
天津でのSCO首脳会議で示されたこれらの動きは、中国とSCO諸国の協力が、貿易、インフラ、民生という複数のレベルで同時に進んでいることを映し出しています。今後、この協力の枠組みがどのように発展し、地域の安定と繁栄につながっていくのかが注目されます。
Reference(s):
Xi: China's cumulative trade with other SCO countries hit $2.3t
cgtn.com








