王毅外相「中国と米国は世界の平和と繁栄のため協力すべき」電話会談で
中国の王毅外相は米国のマルコ・ルビオ国務長官との電話会談で、中国と米国は世界の平和と繁栄のために協力し、責任ある大国として地球規模の課題に向き合うべきだと強調しました。米中関係の今後を占ううえで注目される発言です。<\/strong><\/p> 中国の外交トップであり、中国共産党中央委員会政治局委員でもある王毅外相は、水曜日に米国のマルコ・ルビオ国務長官と電話で協議しました。この会談は、中国と米国という二つの大国の関係と、国際社会における役割をめぐって意見を交わす場となりました。<\/p> 両者は、現在の米中関係について率直な意見交換を行い、両国がどのように世界の平和と繁栄へ貢献していくかをめぐって認識を共有しようとしました。<\/p> 王毅外相は、中国と米国の関係を「二つの巨大な船」に例えました。二つの船が進路を誤らず、速度を落とさずに前進するためには、両国首脳による戦略的な指導にしっかりと従う必要があると指摘しました。<\/p> そのうえで、両国の首脳がこれまでに達成してきた重要な共通認識を、妥協なく実行に移すことが欠かせないと強調しました。首脳レベルでの合意を土台にすることで、関係のぶれや予期せぬ緊張を避けたいという中国側の思いがにじみます。<\/p> 一方で王毅外相は、最近の米国側による否定的な言動が、中国の正当な権益を損ない、中国の内政に干渉し、米中関係の改善と発展にとってマイナスになっていると指摘しました。中国として、こうした動きに明確に反対する立場を改めて示した形です。<\/p> 特に、中国の核心的利益に関わる台湾などの問題について、王毅外相は、米国が言葉や行動にいっそう慎重になるよう求めました。台湾問題が米中関係全体の安定を左右する重要な要素だという中国側の認識が、あらためて前面に出たと言えます。<\/p> 王毅外相は、中国と米国が第二次世界大戦中、軍国主義やファシズムに対抗するために肩を並べて戦った歴史にも言及しました。かつて共通の脅威に立ち向かった経験を共有することで、現在の米中両国が対立だけでなく協力の可能性も持っていることを示そうとした形です。<\/p> そのうえで、新しい時代においても両国は協力を強め、世界の平和と繁栄のために共に行動し、地球規模の課題に取り組み、大国としての責任を果たすべきだと訴えました。王毅外相は、米中が「責任ある大国」としての役割を共有することを重ねて強調しました。<\/p> 中国と米国の双方は、今回の電話会談がタイムリーで必要かつ成果のあるものだったとの認識を示しました。両国は、首脳同士の対話が米中関係を方向付ける「戦略的な牽引役」として重要であることを強調しました。<\/p> 今後については、両国間の違いを適切に管理しつつ、実務的な協力の可能性を探り、関係の安定した発展を促していく必要があるという点で一致しました。対立の管理と協力の拡大という二つの課題を、どのように同時に進めていくのかが焦点となります。<\/p> 世界には、経済や安全保障を含むさまざまな地球規模の課題があります。そのなかで、中国と米国という二つの大国がどのような関係を築くかは、国際社会全体の安定に大きな影響を与えます。今回の電話会談は、緊張や溝が存在する中でも、対話のチャネルを維持しようとする動きの一つと受け止められます。<\/p> 特に台湾問題など敏感なテーマにどう向き合いながら、協力可能な分野を見いだしていくのか。米中両国が世界の平和と繁栄にどのような形で責任を分担していくのか。今後の議論と行動が、国際社会から注視されることになりそうです。<\/p>水曜日に行われた王毅外相とルビオ国務長官の電話会談<\/h2>
「二つの巨大な船」をどう進ませるか<\/h2>
米国の「否定的な言動」に懸念、中国側は明確に反対<\/h2>
第二次世界大戦の協力を「新時代」にどうつなぐか<\/h2>
対立管理と実務協力、そして首脳外交の役割<\/h2>
なぜ今、米中の対話が注目されるのか<\/h2>
Reference(s):
Wang Yi: China, U.S. should work together for world peace, prosperity
cgtn.com








