紅海の安定へ連携模索、エリトリア大統領がスーダン閣僚と協議
紅海周辺の安全保障をめぐり、アフリカの角(ホーン・オブ・アフリカ)での外交が動いています。エリトリアのイサイアス・アフウェルキ大統領が2026年1月4日、スーダンの閣僚と会談し、地域の安定に向けた政治協調と協力強化を話し合いました。
何があった?スーダン閣僚がエリトリア大統領と会談
スーダン国営通信(SUNA)によると、アフウェルキ大統領は、スーダンのジブリル・イブラヒム財務相、ハリド・アレイシル情報相と会談しました。協議では、両国の利益に資する継続的な政治的連携の必要性が確認され、紅海地域の安定を促進する観点から意見交換が行われたとされています。
協議の焦点:二国間協力と、広がる地域課題
議題は安全保障に限らず、二国間関係全般に及びました。SUNAは、さまざまな分野での協力の可能性に加え、主要な地域・国際情勢についても協議したと伝えています。
- 二国間関係の強化(協力の拡大を含む)
- 紅海地域の安定に向けた政治協調
- ホーン・オブ・アフリカをめぐる地域・国際動向の擦り合わせ
背景にある「紅海沿岸国との関係強化」と海へのアクセス
報道によれば、アフウェルキ大統領は紅海沿岸国との関係強化に注力しており、最近はサウジアラビアやエジプトを訪問しています。こうした動きは、隣国エチオピアが海へのアクセス拡大を模索している状況とも重なるとされています。
会談の中でアフウェルキ大統領は、スーダンとの長年の関係を重視する姿勢を改めて示し、スーダンの安全と安定を支持する立場を強調しました。また、地政学的な変化が大きい地域で「共通の課題」に協力して対応する重要性にも言及したと伝えられています。
人道面の話題も:スーダン紛争とエリトリアでの受け入れ
同時に、スーダン側は、2023年4月に始まった紛争の影響を受けた人々を含め、スーダンの人々への支援に関してエリトリアを評価したとされています。報道では、エリトリアでスーダン国民に対し、手数料免除や移動の自由などの優遇措置が与えられている点も触れられました。
今後の見どころ:安全保障と生活支援をどう両立させるか
今回の協議は、紅海の安定という大きなテーマを掲げつつ、地域安全保障と人道的な配慮を同じテーブルで扱った点が特徴です。沿岸国間の連携がどの分野で具体化するのか、またホーン・オブ・アフリカの変化する環境に各国がどう向き合うのかが、引き続き注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








