テニス国際ニュース:鄭欽文がWTAファイナル準決勝進出
中国の鄭欽文選手が、リヤドで開催中のWTAファイナルでジャスミン・パオリニ選手を圧倒し、シングルス準決勝進出を決めました。李娜選手以来となる中国選手のベスト4入りで、女子テニスの国際ニュースとしても注目を集めています。
リヤドでのストレート勝利、圧巻の内容
2025年の女子テニス最終戦、WTAファイナル(サウジアラビア・リヤド)で行われたパープル・グループ第3戦で、中国の鄭欽文選手がイタリアのジャスミン・パオリニ選手に6-1、6-1で快勝し、シングルス準決勝進出を決めました。
鄭選手はこれまでパオリニ選手に3戦全勝と相性の良さを見せてきましたが、この日も自信と攻撃性あふれるテニスで主導権を握りました。第1セットでは3度のブレークに加え、第6ゲームをラブゲーム(1ポイントも取られないゲーム)で取るなど、一気にセットをものにしました。
第2セットも主導権を維持、わずか2ゲームしか落とさず
第2セットでも流れは変わりませんでした。パオリニ選手は2度のブレークを許し、スコアはあっという間に5-1。第7ゲームではデュース(40-40)まで持ち込んだものの、世界ランキング7位の鄭選手がすぐにビッグサーブで応じ、サービスエースを含む連続ポイントで試合を締めくくりました。
李娜以来の快挙、中国女子テニスにとっての意味
鄭選手は、2013年に李娜選手が到達して以来、WTAファイナルの女子シングルスで準決勝に進出した2人目の中国選手となりました。アジアのトップ選手にとってもハードルが高いこの大会での躍進は、中国女子テニスの層の厚さと国際舞台での存在感の高まりを象徴する出来事と言えます。
WTAファイナルは、シーズンを通じて優れた成績を収めた上位選手だけが出場できる年間最終戦です。その舞台でベスト4入りを果たしたことは、パリ五輪金メダリストでもある鄭選手にとって、キャリアの中でも大きな節目となりそうです。
初出場の緊張と「楽しむ」メンタル
試合後、鄭選手はインタビューで、初出場ならではの不安と、それを乗り越えるための心構えを語りました。
ここに来たとき、何が起きるか分からなかったので、このWTAファイナルに出場できて本当に誇りに思います。私にとっては初めての大会なので、とにかく楽しもうと言い聞かせていました。とても厳しいグループでしたが、今日会場に来て応援してくれたファンに感謝したいです――と述べ、支えてくれたファンへの感謝を強調しました。
難しいグループでのラウンドロビン(総当たり戦)を勝ち抜いた経験は、今後の大舞台での戦いにも生きてきそうです。
パープル・グループのもう一つの試合と準決勝の行方
同じパープル・グループでは、カザフスタンのエレナ・リバキナ選手がベラルーシのアリーナ・サバレンカ選手を6-4、3-6、6-1で下しました。ただし、この結果にかかわらず、サバレンカ選手の準決勝進出は決まっています。
リバキナ選手は試合後、タフな試合でした。今年を世界ランキング1位の選手から少なくとも1つ勝利を挙げて終えられたのはうれしいです。ここに来る前は長い休養明けで簡単ではありませんでしたが、試合を重ねるごとに内容は良くなっていきました。今日は特にサーブがとても良かったです――と振り返り、手応えを語りました。
国際ニュースとしての視点:アジア勢の存在感とこれから
女子テニスの国際ニュースとして見ると、今大会はアジア出身選手の存在感が一段と強まった大会とも言えます。鄭選手の準決勝進出は、中国のみならずアジアの若い世代にとって、大舞台を目指す具体的なロールモデルとなるでしょう。
準決勝では、これまで以上に細かな駆け引きと精神面の強さが問われるとみられます。鄭選手がどこまで勝ち進むのか、そしてシーズン最終戦のタイトル争いがどのようなドラマを生むのか、今後の試合からも目が離せません。
ポイントで振り返る鄭欽文の勝利
- スコアは6-1、6-1のストレート勝ち
- 第1セットで3度のブレークに成功
- ラブゲームで第1セット第6ゲームをキープ
- 相手に与えたゲームは合計2つのみ
- WTAファイナル初出場で準決勝進出を決定
短時間で結果を知りたい人にとっても、じっくりと国際テニスの流れを追いたい人にとっても、鄭欽文の一戦は2025年シーズン終盤を象徴する一試合となりそうです。
Reference(s):
Zheng Qinwen beats Jasmine Paolini, reaches WTA Finals last four
cgtn.com







