中国・深圳空港で9カ国向けビザ免除開始 15日滞在が可能に
中国・深圳宝安国際空港で、ビザ免除制度を利用した最初の入国者が到着しました。欧州北部など9カ国の人々が、15日以内ならビザなしで中国に滞在できる新たな試験制度が動き出しています。
9カ国の一般旅券保持者が15日間ビザ不要に
中国では、一般旅券を持つ訪問者を対象にした新しいビザ免除制度の試験運用が始まりました。これに合わせて、深圳宝安国際空港は金曜日の朝、制度開始後初となるビザ免除での入国者を受け入れました。
今回のビザ免除の対象となるのは、次の9カ国からの訪問者です。
- スロバキア
- ノルウェー
- フィンランド
- デンマーク
- アイスランド
- アンドラ
- モナコ
- リヒテンシュタイン
- 韓国
これらの国から来た一般旅券保持者は、15日間までビザなしで中国に入国し、滞在することができます。観光や短期の出張、交流イベントへの参加など、短期滞在のハードルが下がることになりそうです。
深圳空港が注目される理由
深圳宝安国際空港は、中国南部を代表するハブ空港の一つであり、アジアや欧州と結ぶ国際線も多く運航されています。今回のビザ免除制度の始動にあたり、この空港が最初の象徴的な入口となったことで、深圳が国際交流の拠点としてさらに存在感を高めつつあります。
2025年12月現在、深圳はテクノロジー産業やイノベーションの集積地としても知られており、ビザ免除によって海外からのビジネス訪問や視察が行いやすくなることが期待されています。
観光・ビジネス・人の往来にどんな影響があるか
今回のビザ免除制度は、対象国の人々にとって次のような変化をもたらす可能性があります。
- 観光の活性化:短期旅行であれば事前のビザ申請が不要になり、中国各地を訪れやすくなります。
- ビジネス出張の柔軟化:急な打ち合わせや現地視察など、短期のビジネス渡航がしやすくなります。
- 国際交流の拡大:学術会議やイベント、文化交流など、対面での交流機会が増えることが見込まれます。
ビザ取得という事前準備の負担が軽くなることで、「ちょっと行ってみよう」という短期訪問の心理的ハードルも下がるかもしれません。
日本の読者にとってのチェックポイント
日本から直接このビザ免除制度の対象になるわけではありませんが、アジアや欧州を行き来するビジネスや研究、観光の文脈では無視できない動きです。
- 欧州や韓国のパートナー企業・大学との連携で、中国を含む出張・イベントが組みやすくなる可能性
- 深圳経由の国際ネットワークが広がることで、アジア全体の人の流れが変化する可能性
- 今後のビザ政策の変化を見極めるうえでの試金石として注目される点
海外とのビジネスや共同研究、あるいは中国を含む多国間のプロジェクトに関わる人ほど、このようなビザ制度の動きは日常の仕事や生活にじわじわと影響してきます。
これから動きを追いかけたいポイント
今回の制度はあくまで試験的なビザ免除としてスタートしています。今後、対象国や運用期間がどのように変化していくのか、中国への渡航需要や国際交流の実態とあわせて注目していく必要があります。
渡航を計画する場合は、その時点での最新の入国条件や必要書類を、各国当局や航空会社などの公式情報で確認することが重要です。
ビザ政策は、一見すると細かな制度変更のように見えますが、国際社会のつながり方を左右する大きなインフラでもあります。深圳空港から始まった今回の動きが、今後のアジアと欧州の往来にどんな変化をもたらすのか、引き続きウォッチしていきたいところです。
Reference(s):
Shenzhen Airport sees surge in visa-free travelers amid new policy
cgtn.com








