ココ・ガウフが初のWTAファイナルズ優勝 鄭欽文との激戦制す video poster
女子テニスの国際ニュースとして注目されるシーズン最終戦「WTAファイナルズ」で、20歳のココ・ガウフ(米国)が中国の鄭欽文(Zheng Qinwen)を3-6、6-4、7-6(2)で逆転し、女子シングルスで自身初のタイトルを獲得しました。サウジアラビアの首都リヤドで現地土曜日に行われた決勝は、次世代を担う2人のスターがぶつかり合う激戦となりました。
試合結果:ガウフがフルセットの激戦を制す
第1セットは3-3までは互角の展開でしたが、そこから鄭が5ゲーム連取して6-3で先取しました。第2セットでも鄭が2-0とリードを広げ、流れを完全につかんだかに見えました。
その後は互いにサービスゲームをキープする展開が続きましたが、ガウフがここから4ゲームを連取して5-3と逆転。第9ゲームで鄭がブレークバックしたものの、第10ゲームでガウフがすぐにブレークを返し、6-4でセットを取り返しました。
勝負の最終セットは一進一退の攻防となり、タイブレークにもつれ込みます。ガウフはここで集中力を一段と高め、7-6(2)で取り切ってタイトルを手にしました。
アメリカ勢として約10年ぶり、最年少優勝に
ガウフは20歳にして、WTAファイナルズ女子シングルスを初制覇しました。アメリカ選手の優勝は、セリーナ・ウィリアムズ以来およそ10年ぶりとなり、世代交代を象徴する結果となりました。
また、ガウフはこの大会で、2004年にロシアのマリア・シャラポワが優勝して以来となる最年少優勝者となりました。シーズンを締めくくる大舞台でのタイトル獲得は、ツアーの中心的存在としての地位を強く印象づけるものです。
鄭欽文は準優勝でも歴史的快挙 中国勢最高タイ&世界5位を確定
22歳の鄭欽文にとって、今回が初めてのWTAファイナルズでしたが、いきなり決勝まで勝ち上がり、堂々の準優勝という結果を残しました。これにより、シーズン最終戦で中国選手として達成されてきた最高成績に並び、李娜の記録に肩を並べる形となりました。
さらに、鄭は今大会の結果により世界ランキング5位を確定させています。タイトルには一歩届かなかったものの、ランキング面では大きな前進であり、中国テニスにとっても象徴的な一歩といえます。
なぜこの決勝が意味を持つのか
今回のWTAファイナルズ決勝は、20歳と22歳という若い2人が、シーズン最終戦のタイトルをかけて互いの持ち味をぶつけ合った一戦でした。ガウフは冷静な試合運びと勝負どころでの強さを発揮して逆転勝利をつかみ、鄭は攻撃的なテニスで序盤から主導権を握りました。
アメリカ勢として約10年ぶりの優勝と、中国選手による大会最高タイ記録の更新という2つのストーリーが重なったことで、女子テニスの勢力図が静かに変化しつつあることを印象づける決勝になりました。両者ともまだ20代前半と若く、今後もツアーの大舞台で再び顔を合わせる場面が増えていきそうです。
これからの注目ポイント
- ガウフがシーズン最終戦タイトルを足がかりに、今後どのように安定して結果を残していくか。
- 世界5位となった鄭欽文が、グランドスラムなど大舞台でさらにどこまで勝ち進めるか。
- ガウフと鄭という同世代のライバル関係が、女子テニス全体のレベルや人気にどのような影響を与えるか。
世代交代の波とともに、女子テニスの国際舞台では新たな物語が始まろうとしています。ココ・ガウフと鄭欽文という2人の名前は、これからもニュースやハイライトで繰り返し目にすることになりそうです。
Reference(s):
Coco Gauff edges Zheng Qinwen to win her first WTA Finals title
cgtn.com








