卓球WTTチャンピオンズ・フランクフルト 中国勢が男女シングルス制覇
ドイツ・フランクフルトで行われた卓球の国際大会、WTTチャンピオンズ・フランクフルトで、中国勢が男女シングルスのタイトルを独占しました。男子は林詩棟、女子は王曼昱が優勝し、中国の層の厚さをあらためて示す結果となりました。
男子シングルス:林詩棟が冷静な修正で頂点に
男子シングルス決勝は、中国の第2シード、林詩棟がスウェーデンのアントン・ケルベリを4―1(11-5、11-7、11-9、8-11、11-8)で下し、タイトルを手にしました。
序盤は林が鋭いサービスと素早い攻撃で主導権を握り、第1ゲームと第2ゲームを続けて奪います。第3ゲームでは、ケルベリが2本のゲームポイントをしのいで10-9まで迫る粘りを見せましたが、最後は林が押し切りました。
流れが変わったのは第4ゲームです。ケルベリがラリーで優位に立ち、接戦をものにして1ゲームを返します。しかし第5ゲームで、林はサービスの質と配球を修正。中盤に4連続ポイントを奪った場面が勝負の分岐点となり、そのまま試合を締めくくりました。
女子シングルス:中国勢対決を王曼昱が制す
女子シングルス決勝は、中国のトップシード、王曼昱と第2シードの王芸迪による同国対決となり、王曼昱が4―2(11-7、10-12、11-3、7-11、11-8、11-8)で勝利しました。
試合は互いにゲームを取り合う展開で、第4ゲーム終了時点でスコアは2-2。王芸迪は、第1ゲームと第3ゲームでのビハインドを2度跳ね返しており、粘り強さが光りました。
第5ゲーム序盤は王芸迪がリターンの精度を高めて6-1とリードしますが、ここから王曼昱がサービスを強化し、積極的な攻めで8-7まで追い上げます。そこから一気に逆転してこのゲームを奪うと、流れをつかみました。
第6ゲームでは王芸迪が序盤から追う展開になりながらも6-6に追いつき、王曼昱にタイムアウトを取らせます。しかし、タイムアウト後は王曼昱が冷静さを取り戻し、ラリーの中で優位に立って最後まで押し切りました。
今回の結果が示す、中国卓球の強さ
男子で林詩棟が海外選手を抑えて優勝し、女子では中国勢同士の決勝となったことは、国際卓球シーンにおける中国チームの層の厚さを象徴していると言えます。
- 男子では、試合中に戦術を修正する対応力の高さ
- 女子では、国内競争の激しさがそのまま国際大会の決勝カードに表れていること
- どちらの決勝でも、サービスとメンタルの切り替えが勝敗を分けたこと
ドイツでのWTTチャンピオンズ・フランクフルトは、世界のトップレベルがぶつかり合う舞台となりましたが、その中で中国勢が男女シングルスのタイトルを同時に手にしたことは、今後の国際大会でも引き続き注目を集める要因となりそうです。
Reference(s):
Chinese paddlers bring home titles from WTT Champions Frankfurt
cgtn.com








