APECでにぎわうリマを歩く:国際会議都市の素顔を一日観光で見る video poster
APECでにぎわうペルーの首都リマ
2025年12月現在、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の各種会合が開かれているペルーの首都リマには、世界各地から数千人規模の外交官やビジネスリーダー、記者が集まっています。国際ニュースとしてのAPECに注目が集まる一方で、「開催都市リマ」はどのような表情を見せているのでしょうか。
初めて訪れる人が多い国際会議の舞台
今回リマを訪れている多くの参加者にとって、ペルーはもちろんリマも初めての土地です。APECの会場とホテルの往復だけでは、その都市の空気や人々の暮らしはなかなか見えてきません。
現地を取材しているジャーナリストのジム・スペルマン氏も、そんな「初めて組」の一人です。取材の合間に、一日だけあえて観光客になって街を歩き、リマの素顔を感じ取ろうとしました。
「一日観光客」だから見えるリマの素顔
短い滞在であっても、会議場を離れて街を歩くと、国際会議のニュースでは伝わりにくい側面が見えてきます。人々が行き交う通りの雰囲気、カフェやレストランのにぎわい、通勤時間の混雑や、ふとしたところで耳に入る音楽や言葉――そうした日常の断片が、開催都市への理解を深めてくれます。
観光客として過ごす一日は、単なる気分転換にとどまりません。外交官やビジネスリーダー、記者にとっては、交渉や会議の背景にある「現地の現実」を肌で感じる機会にもなります。都市を知ることは、そこで交わされる対話や意思決定の意味を考えるヒントにもなるからです。
国際会議が都市にもたらす影響
APECのような国際会議が開かれると、開催都市は一時的に世界の縮図のようになります。各メンバーから訪れた代表団や企業関係者がホテルや会議場に集まり、世界の経済や安全保障、持続可能な成長について議論を交わします。
その一方で、街の側にも変化が生まれます。
- ホテルや交通機関が混み合い、都市インフラの実力が試される
- 飲食店や小売店には、さまざまな言語を話す来訪者が訪れ、ビジネスの機会が広がる
- メディアの報道を通じて、開催都市の名前やイメージが世界に発信される
リマは今回、そうした「国際会議都市」としての役割と、ペルーの首都としての日常の暮らしという二つの顔を同時に見せています。
「ニュースの舞台」を自分の目で確かめるということ
newstomo.com の読者の多くは、日本から国際ニュースを追いかけている人たちです。画面越しに見るAPECやリマの映像は、どうしても「どこか遠い場所」の出来事に感じられがちです。
しかし、現地を訪れた人が一日だけ観光客になって街を歩くと、その「遠さ」は少し変わります。会議場の外で出会う人々の表情や、都市のリズムを知ることで、国際会議のニュースにも具体的な手触りが加わります。
リマで開かれているAPECの会合は、アジア太平洋地域の経済や協力の行方を占う重要な場です。同時に、それはペルーの首都の日常の中で進んでいる出来事でもあります。ニュースとしてのAPECと、開催都市リマの姿。その両方に目を向けることで、私たちは世界の動きをもう一段深く理解できるのではないでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








