リオ市長と中国メディアグループ総裁が会談 文化・映画で協力強化
2025年11月19日(現地時間)、ブラジルのリオデジャネイロ市庁舎で、エドゥアルド・パエス市長が中国メディアグループ(China Media Group, CMG)総裁であり、中国共産党中央委員会宣伝部の次官も務めるShen Haixiong(シェン・ハイシオン)氏を迎え、ブラジルと中国の文化交流やメディア協力の強化について意見を交わしました。都市レベルでの国際ニュースとして、映画やテクノロジーも巻き込む新たな連携の動きが見えてきます。
リオ市庁舎での会談、テーマは文化とメディア
会談はリオデジャネイロ市庁舎で行われ、両者はブラジルと中国の協力関係を、文化やメディアを軸にさらに深めていくことを確認しました。パエス市長は、リオが持つ芸術、音楽、映画、展示などの豊かな文化資産に触れ、市としてこうした強みを生かしながら協力を進めたいと強調しました。
CMGが語ったリオ文化への評価
Shen氏は、リオデジャネイロの活気ある文化を「ブラジルの創造性を象徴する輝かしい存在」と評価しました。CMGは世界有数の総合国際メディアグループの一つとされており、近年はブラジルのメディアや映画関連機関との協力を通じて、両国のつながりを広げてきました。Shen氏は、リオ市との文化交流と協力を今後さらに高めていく姿勢を示しました。
ニュース報道から映画制作、技術革新まで
会談では、すでに進んでいるCMGとブラジル側の連携についても言及がありました。これまでの協力は、
- ニュース報道
- 映画や映像作品の制作
- メディア分野での技術革新
といった分野に広がっており、Shen氏はこうした取り組みをリオ市とのパートナーシップの中でさらに発展させたい考えを示しました。
パエス市長「映画と文化交流で一緒に」
パエス市長は、CMGが長年にわたってブラジルと中国の関係強化に貢献してきたことを評価しました。そのうえで、リオの映画産業や文化イベントの場でCMGと連携し、共同制作や文化交流プロジェクトを進めていきたいと意欲を示しました。国際的な映像コンテンツやイベントを通じて、リオの魅力を世界に発信したいという狙いもにじみます。
「街の鍵」が象徴する信頼と期待
会談の終わりには、パエス市長からShen氏にキー・トゥ・ザ・シティ(街の鍵)が手渡されました。これは、都市にとって特別な来訪者に贈られる象徴的な鍵で、歓迎と敬意、そして今後の関係への期待を示すジェスチャーとされています。パエス市長は、CMGがブラジルと中国の関係構築に果たしてきた役割に感謝の意を表し、両国の友情が今後も発展していくことを願いました。
国際ニュースとしての意味合い
今回の会談は、首脳会談のような大きな政治イベントではありませんが、都市とメディアが中心となって文化交流を深める動きとして注目できます。経済や安全保障だけでなく、映画、音楽、芸術といった分野を通じて相互理解を重ねていくことは、長期的には両国の関係を安定させる土台にもなります。
日本からこのニュースを見ると、都市間連携やメディア協力が外交の一部としてどのように機能し得るのかを考えるきっかけになります。文化や物語の共有が、国と国との距離を縮めるもう一つのルートであることを示す事例と言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








