バスケ中国代表、2025年FIBAアジア杯予選でグアムに101−53の完勝
2025年FIBAアジアカップ予選のグループCで、中国代表がグアムを101−53で下し、大差で勝利しました。中国東部・安徽省の合肥市で木曜日に行われた一戦で、新体制の中国代表が存在感を示した形です。
101−53、中国が攻守で圧倒
この試合は、2025年FIBAアジアカップの出場権を争う予選ラウンドの一つで、中国はグループCの3試合目でした。中国は前半から主導権を握り、後半早々にはリードを40点差以上に広げ、勝負の行方は早い段階でほぼ決しました。
最終スコアは101−53。中国はこれでグループCでの通算成績を3試合で2勝とし、アジアカップ本大会に向けて一歩前進した形です。
グオ監督、新生中国代表の初陣
今回の一戦は、7月に中国代表の指揮官に就任したグオ・シーチャン(Guo Shiqiang)監督にとって、就任後初めての試合でした。新体制のお披露目となる国際試合で、チームは結果だけでなく内容でもインパクトを残しました。
「新しい中国代表として最初の国際試合であり、私たちにとって大きな意味があります。選手たちは粘り強く、前向きな姿勢で戦い、良いスピリットを見せてくれました。攻撃と守備の両面で、求めていた戦術をよく遂行してくれたと思います」とグオ監督は試合後に語りました。
戦術理解やチームの一体感を重視する指揮官の下で、中国代表がどのようなスタイルを築いていくのか、今後の試合にも注目が集まりそうです。
全員得点、6人二桁の厚い選手層
この日の中国は登録12選手全員が得点を記録し、そのうち6人が二桁得点と、層の厚さを感じさせる内容でした。
- ヤン・ハンセン(Yang Hansen):チーム最多の16得点
- ゼン・ファンボ(Zeng Fanbo):14得点に8リバウンド
- そのほかの選手も着実にスコアし、攻撃のオプションが分散
特定のエースに依存せず、複数の選手がバランス良く得点するスタイルは、長い予選を戦い抜くうえで大きな武器となります。大量リードの状況でも集中を切らさず、多くの選手にプレータイムを与えられたことも、チームづくりの面で収穫と言えそうです。
アジアカップ本大会へ、見えてきた中国代表の方向性
今回の大勝は、スコアだけを見れば力の差が表れた試合でしたが、新生中国代表にとっては「結果以上の意味」を持つゲームだったといえます。
- 新監督の下での戦術が、攻守ともに機能したこと
- 全員が得点に絡むチームバスケットが体現されたこと
- メンタル面での一体感や戦う姿勢が示されたこと
アジアには実力の拮抗した国や地域も多く、今後の予選や本大会では今回のように一方的な展開ばかりではないでしょう。それだけに、この試合で得た自信と課題の両方を、次のステップにつなげられるかが問われます。
日本を含むアジア各地で代表チームの若返りやスタイルの再構築が進む中、中国代表の動きは、アジアバスケットボール全体の勢力図を考えるうえでも注目すべきポイントです。
Reference(s):
cgtn.com







