北京冬季五輪マスコット「ビンドゥンドゥン」にヘビ年バージョン登場
ヘビ年の春節を前に、2022年北京冬季オリンピックの公式マスコット「ビンドゥンドゥン」に、干支のヘビをテーマにした新バージョンが登場しました。11月22日から中国全土で発売が始まり、ぬいぐるみやバッジなどさまざまなグッズが並んでいます。
全国発売された「ヘビ年ビンドゥンドゥン」とは
今回発売されたのは、ヘビ年の春節(中国の旧正月)に合わせてデザインされた「ヘビ年ビンドゥンドゥン」です。11月22日に公式に全国発売が始まり、中国各地で販売されています。
ラインアップは次のような日常使いしやすいアイテムが中心です。
- ぬいぐるみ
- クッション
- バッジ
- キーチェーン など
北京冬季五輪のマスコットが、干支と組み合わさって再び登場することで、国際スポーツイベントのレガシー(遺産)が日常のキャラクター商品として生き続けていることがうかがえます。
モチーフは中国の民間伝承「白蛇伝」
「ヘビ年ビンドゥンドゥン」のデザインで特徴的なのが、頭の飾りです。この頭飾りは、中国の民間恋愛物語として知られる「白蛇伝」に登場する白素貞(バイ・スージェン)と小青(シャオ・チン)という2人の人物をイメージしたものだとされています。
2人のキャラクターは、それぞれ中国の伝統芸能である京劇の衣装を思わせる意匠で表現されています。白素貞と小青をモチーフにした頭飾りには、「幸せになってほしい」という願いが込められており、春節に家族や友人と幸せを祈る習慣とも重なります。
伝統文化と国際マスコットが交わるところ
2022年の北京冬季オリンピックで誕生したビンドゥンドゥンが、ヘビ年や白蛇伝、京劇といった中国の伝統文化と組み合わさることで、国際イベントのシンボルがよりローカルな文脈に溶け込んでいる様子が見て取れます。
春節シーズンには、干支にちなんだキャラクター商品が数多く登場しますが、今回のように民間伝承の物語性や伝統芸能のビジュアルを取り入れることで、単なる「干支グッズ」を超えたストーリー性のあるデザインになっている点が特徴です。
国際ニュースとして見れば、ひとつのスポーツ大会のマスコットが、その後も文化や物語と結びつきながら長く愛される存在になりうることを示す事例と言えそうです。日常で使うクッションやキーチェーンの中に、国際イベントと伝統文化が同居している――そんな視点で、この「ヘビ年ビンドゥンドゥン」を眺めてみるのもおもしろいかもしれません。
Reference(s):
Chinese zodiac snake-themed Bing Dwen Dwen launched for sale
cgtn.com








