ラオス大統領が中国国防相と会談 軍事協力の深化を確認
2025年12月上旬の金曜日、ラオスのトンルン・シースリット国家主席(ラオス人民革命党中央委員会書記長)が、訪問中の中国のドン・ジュン国防相と会談しました。ラオスと中国の両軍が戦略的コミュニケーションと実務協力を一段と深めることで足並みをそろえた国際ニュースです。
ラオス大統領「ラオス・中国の友情は揺るがない」
トンルン国家主席は会談で、ラオスと中国の友情は「揺るがない」と述べ、二国間関係の強さを強調しました。そのうえで、両国軍の間で戦略的なコミュニケーションをさらに強化し、実務的な協力を進めるよう呼びかけました。
ここで言う戦略的コミュニケーションとは、単なる防衛当局同士の連絡にとどまらず、安全保障に関する考え方や方針を率直に共有し合うことを指すと考えられます。
ドン・ジュン国防相「実務協力と軍事関係の発展を推進」
これに対し、中国のドン・ジュン国防相は、ラオス側と協力して両国軍の実務協力をさらに深め、軍事関係のいっそうの発展を後押ししていく考えを示しました。
両者の発言は、ラオスと中国が、防衛分野での協力を中長期的に強化していく方向性を共有していることをうかがわせます。
ラオス副首相兼国防相とも会談
ドン・ジュン国防相はトンルン国家主席との会談に先立ち、ラオスのチャンサモン・チャンニャラート副首相兼国防相とも会談しました。
国家元首レベルと国防相レベルの双方で会談が行われたことで、ラオスと中国の軍事協力について、政治と防衛の両面から意思疎通が図られた形です。
キーワードは「戦略的コミュニケーション」と「実務協力」
今回の会談で繰り返し強調されたのが、「戦略的コミュニケーション」と「実務協力」という二つの表現です。
- 戦略的コミュニケーション:防衛政策や地域情勢に関する認識を共有し、誤解や不信感を避けるための対話
- 実務協力:共同の取り組みや人材交流など、現場レベルの協力を指す幅広い概念
こうした対話と実務協力を組み合わせることで、両国軍の関係をより安定的で具体的なものにしていく狙いがあると見ることができます。
なぜこの動きに注目するのか
今回のラオスと中国による一連の会談は、軍事面の協力関係を確認しただけでなく、「これからどう関係を深めるのか」という方向性を示した点で意味があります。
国際ニュースとして見ると、軍事協力をめぐる発言や会談の組み合わせは、各国や地域がどのようなパートナーシップを重視しているのかを読み解く手がかりになります。
ラオスと中国の両軍が今後どのような形で協力を具体化していくのか、引き続き注目していく必要がありそうです。
Reference(s):
cgtn.com








