BWF中国マスターズ バドミントン中国勢が3種目で決勝進出
バドミントンの国際大会「BWF中国マスターズ」で、中国勢が女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目で決勝進出を決めました。深圳で行われた準決勝は、地元のファンにとって見どころの多い一日となりました。
中国マスターズとは?深圳で行われるBWFツアー大会
中国マスターズは、世界バドミントン連盟(BWF)が主催する国際大会で、中国南部の広東省深圳で開催されています。世界各国のトップ選手が集まり、5種目(男子単・女子単・男子複・女子複・混合複)のタイトルを争います。
高昉潔が女子シングルス決勝へ
女子シングルスでは、中国の高昉潔選手がタイのスパニダ・カテトン選手を21-16、21-15のストレートで下し、決勝進出を果たしました。高選手はラリーの組み立てと多彩なショットで主導権を握り、スコア以上に安定感のある内容を見せています。
決勝では、韓国のエース、アン・セヨン選手と対戦します。アン選手は、もう一つの準決勝で日本の宮崎友花選手を21-5、22-20で破り、順当にファイナルへ駒を進めました。
女子ダブルスは中国勢同士の決勝に
女子ダブルスでは、中国勢がすでに優勝を確定させています。リュウ・ションシュ/タン・ニン組と、リー・イージン/ルオ・シューミン組がともに勝ち上がり、決勝で顔を合わせることになりました。
第2シードのリュウ/タン組は、日本の松山奈未/志田千陽組に21-12、21-17で快勝。攻撃的なプレーで試合を通して主導権を渡しませんでした。
第7シードのリー/ルオ組も、日本の福島由紀/松本麻佑組を21-16、21-13で下しました。リスクを抑えた丁寧なラリーと要所でのスピードアップが光り、中国ペア同士の決勝カードを実現させました。
混合ダブルスでも地元ペアがタイトルに王手
混合ダブルスでは、地元の声援を受けるファン・ヤンジェ/フアン・ドンピン組が、マレーシアのチェン・タンジー/トー・イーウェイ組に21-18、21-13で勝利し、決勝進出を決めました。
ファン/フアン組は、ラリーの中で相手を動かしながら隙を突く展開で、終始リードを守る安定した試合運びを見せました。決勝では、同じくマレーシアのフー・パンロン/チェン・スイン組とタイトルを争います。
男子シングルスはインドネシア対デンマークの決勝に
男子シングルスでは、インドネシアのジョナタン・クリスティ選手が中国の石宇奇選手を21-17、21-16で退け、決勝へ進みました。石選手は粘り強く食い下がったものの、要所でリードを広げられる展開となりました。
クリスティ選手は決勝で、デンマーク勢同士の準決勝を制したアンデルス・アントンセン選手と対戦します。アントンセン選手は、同国のヴィクター・アクセルセン選手に16-21、21-9、21-20で逆転勝ちし、接戦をものにしました。
男子ダブルスはインドネシアと韓国の顔合わせ
男子ダブルス準決勝では、インドネシアのサバー・カリャマン・グタマ/ムハマド・レザ・パフレヴィ・イスファハニ組が、中国の何濟廷/任翔宇組を21-16、21-18で破りました。
もう一つの準決勝では、韓国のジン・ヨン/ソ・スンジェ組が、インドのサトウィクサイラジ・ランキレッディ/チラグ・シェッティ組に21-18、14-21、21-16で勝利。これにより、男子ダブルスの決勝はインドネシア対韓国の対戦となります。
中国勢の現状を映す結果に
今回の中国マスターズでは、女子シングルスと女子ダブルス、混合ダブルスで中国勢が決勝進出を果たし、特に女子種目での層の厚さが改めて示されました。一方で男子シングルスと男子ダブルスでは決勝進出はなりませんでしたが、国際舞台での経験を積む機会となり、今後につながる内容と言えます。
それでも、地元の深圳で複数の種目でタイトル争いに加わっていることは、中国バドミントンの底力を示すものでもあります。決勝での中国勢のパフォーマンスと、各国トップ選手との対戦から、今後の国際大会の勢力図を占う手がかりが見えてきそうです。
Reference(s):
Chinese shuttlers reach three finals at BWF China Masters in Shenzhen
cgtn.com








