中国ニュース:湖南省が初優勝 全国少数民族伝統体育大会ブランコ競技 video poster
中国ニュースとして注目されるスポーツの話題です。中国中部・湖南省の代表チームが、第12回全国少数民族伝統体育大会のブランコ競技55キロ級で初優勝し、長年トップだった吉林省チームを破りました。
湖南省チームがブランコ競技で初のチャンピオンに
第12回全国少数民族伝統体育大会のブランコ競技55キロ級で、湖南省チームが初の栄冠をつかみました。決勝は月曜日に行われ、中国東北部の吉林省チームと対戦。これまで長く王者として知られてきた吉林省を下し、新たなチャンピオンが誕生しました。
危険と隣り合わせの「競技としてのブランコ」
ブランコと聞くと、多くの人は公園でのんびりとこぐ姿を思い浮かべるかもしれません。しかし、全国少数民族伝統体育大会で行われるブランコ競技は、レジャーというより本格的なスポーツです。
競技では、選手たちが勢いよくブランコをこぎ、高く持ち上がった位置から、上方の台に設置された複数の鐘に手を伸ばしてタッチします。できるだけ少ない回数の試技で鐘に届くことが求められ、そこに勝負どころがあります。
高さやスピードが増すほど、落下やバランスを崩す危険も高まります。そのため、この競技には強い体幹やリズム感だけでなく、安全を確保しながら限界に挑む集中力が必要とされます。
- 目的:できるだけ少ない試技で上方の鐘に到達すること
- 評価:到達までの回数や成功の安定性が重視される
- 特徴:見た目はシンプルだが、技術と度胸が問われるダイナミックな競技
遊びからスポーツへ 長い歴史と1986年の転機
ブランコは、もともと人々の間で親しまれてきた娯楽やリラックスのための遊具でした。長い年月をかけて、技を競い合う要素が加わり、次第に「挑戦するスポーツ」として発展してきたとされています。
1986年には、このブランコ競技が中国の全国少数民族伝統体育大会の正式種目として認められました。それ以降、伝統的な遊びをルーツとしながらも、技術と記録を競うスポーツとして位置づけられてきました。
このニュースから見える中国のスポーツと文化
湖南省チームの初優勝は、単なる一競技の結果にとどまらず、伝統的な遊びが現代のスポーツとして受け継がれていることを象徴する出来事でもあります。
全国少数民族伝統体育大会のような舞台を通じて、各地に根付いたスポーツや文化が広く共有され、それが次の世代へと引き継がれていきます。日本から中国ニュースを読むときにも、「どんな価値観や文化がそこに表れているのか」という視点で眺めてみると、新しい発見につながりそうです。
Reference(s):
cgtn.com







