カウンターストライクに中国壮族民謡「Ay Hey」音楽キット登場
2024年11月28日、タクティカルFPS『Counter-Strike(CS)』に、中国の壮族民謡を収録した音楽キット『Ay Hey』が登場しました。競技性の高いeスポーツタイトルに中国の民族音楽が本格的に組み込まれた動きとして、国際ニュースやゲームカルチャーの観点から注目されています。
CSに登場した壮族民謡「Ay Hey」とは
『Ay Hey』は、中国の壮族の民謡を基にした音楽キットで、2024年11月28日に『Counter-Strike(CS)』で利用可能になりました。CSは、戦略性の高いゲーム性と大規模なeスポーツコミュニティで知られるタクティカルな一人称視点シューティングゲームです。
音楽キットは、ゲーム内で流れる楽曲をまとめたセットで、ラウンド開始や勝利時など、プレイの節目を音で演出する役割を持ちます。『Ay Hey』によって、プレイヤーは中国の民謡ならではの独特のサウンドを楽しみながら、その文化的な背景に触れることができます。
2つ目の中国音楽キット、初の少数民族言語
『Ay Hey』は、CSに登場した中国の音楽キットとして2作目となり、中国の少数民族言語による音楽キットとしては初の試みです。ゲームの中で、中国の多様な文化や言語がプレイ体験の一部として扱われることは、デジタル空間における文化表現の幅を広げる動きと言えます。
多様性を映すゲームのサウンドトラック
従来、ゲームの音楽は主に映画音楽風のオーケストラやエレクトロニックサウンドが中心でした。そこに、中国の壮族民謡が加わることで、プレイヤーはこれまでとは違うリズムや歌声を耳にすることになります。サウンドトラック自体が、多様な文化が共存する場になりつつあります。
世界中のCSプレイヤーが中国の民謡文化に触れる
CSは、大きなeスポーツコミュニティを抱えるタイトルであり、世界中の何百万人ものプレイヤーが日々対戦を楽しんでいます。『Ay Hey』の実装によって、そうしたプレイヤーたちはゲームを通じて中国の民謡のサウンドを味わい、その文化遺産を体験することができます。
オンライン対戦の緊張感の中で響く壮族民謡は、単なるBGMにとどまりません。どの音楽キットを身につけるかはプレイヤー自身の選択であり、その選択がアイデンティティの一部として他のプレイヤーにも伝わっていきます。配信やSNSでのプレイ動画を通じて、『Ay Hey』をきっかけに中国の壮族文化や民謡に興味を持つ人が増えることも考えられます。
ゲームと文化遺産の新しい関係
今回の中国壮族民謡の音楽キットは、ゲームが文化遺産を伝える新しいプラットフォームになりつつあることを示しています。伝統音楽は、若い世代にとっては日常的に触れる機会が少ないこともありますが、世界的なオンラインゲームの一部として組み込まれることで、自然と耳にするきっかけが生まれます。
世界中のプレイヤーが同じゲーム空間を共有しながら、それぞれ異なる文化のサウンドを選び、楽しむ。『Ay Hey』は、そうした多文化的なゲーム体験の一例であり、eスポーツと文化交流が交差する象徴的なケースと言えるでしょう。
2024年11月に登場したこの音楽キットは、2025年現在も、ゲームと文化が結びつく流れを考えるうえで注目すべき存在です。今後も、こうした音楽キットを通じて、プレイヤーが世界各地の文化に触れる機会が広がっていくかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








