スノーボードW杯ビッグエアで中国のYang Wenlongが銅メダル video poster
スノーボードとフリースタイルスキーのビッグエア・ワールドカップ北京大会で、中国のYang Wenlong(ヤン・ウェンロン)選手が男子銅メダルを獲得しました。2022年冬季五輪のビッグエア会場にもなった北京・ショウガン・パークで、世界トップレベルの技がぶつかり合ったこの大会は、現地時間の日曜日に行われました。
北京・ショウガン・パークで中国のYangが表彰台
今回のビッグエア・ワールドカップ決勝には、中国からYang Wenlong選手とSu Yiming(スー・イーミン)選手がそろって進出しました。Su選手は、同じ会場で行われた2022年冬季五輪ビッグエア種目で金メダルを獲得したスター選手です。
しかしこの日は、Su選手が1本目と2本目のランで着地を決めきれず、最終的に10位という結果に終わりました。
対照的に、Yang Wenlong選手は2本目のランでバックサイド1800という高難度トリックを成功させ、81.25点をマーク。一時は日本のHiroto Ogiwara選手に次ぐ2位につけるなど、安定したパフォーマンスで存在感を示し、最終的に銅メダルを手にしました。
優勝は日本のOgiwara、史上初の「2160」も
男子ビッグエアを制したのは、日本のHiroto Ogiwara選手でした。Ogiwara選手は合計169.50点をたたき出し、2位に入ったイタリアのIan Matteoli(イアン・マッテオリ)選手に4点差をつけて優勝を決めました。
Matteoli選手は、この日ワールドカップ史上初となるフロントサイド2160を成功させ、97.75点という非常に高いスコアを記録しました。回転数の「2160」は、空中で6回転する超高難度トリックであり、ビッグエアの技術レベルがさらに一段上がっていることを象徴するものです。
Yang Wenlongにとっての「新たな一歩」
銅メダルを獲得したYang Wenlong選手にとって、今回の結果はスノーボードキャリアに新たな一章を刻むものとなりました。五輪金メダリストのSu選手とともに決勝に進み、難度と安定感が求められるビッグエア種目で表彰台に立ったことは、今後のシーズンに向けて大きな自信につながりそうです。
また、日本、イタリア、中国の選手が表彰台を分け合ったことで、ビッグエアが欧州とアジアの両方で競争力を高めつつあることも浮き彫りになりました。
ビッグエアとはどんな競技か
ビッグエアは、巨大なジャンプ台から飛び出し、空中で回転やひねりを組み合わせたトリックの完成度を競う競技です。審査では、トリックの難度、着地の安定感、全体のスタイルといった要素が評価されます。
今回の大会で見られたバックサイド1800やフロントサイド2160のような超高回転トリックは、ほんのわずかなミスが大きな減点につながるリスクの高い技です。それだけに、Yang選手の安定したメイクと、Matteoli選手の「史上初」の成功は、競技の進化を象徴するシーンとなりました。
これからのシーズンに向けた注目ポイント
今回の北京大会では、
- 中国のYang Wenlong選手の銅メダルというブレイク
- 日本のHiroto Ogiwara選手による安定した優勝
- Ian Matteoli選手のフロントサイド2160成功
といったトピックが重なり、ビッグエア・ワールドカップのレベルの高さを改めて印象づけました。今後の大会でも、2160クラスの超高難度トリックが「当たり前」になっていくのか、そしてYang選手がどこまで成績を伸ばしていくのか、引き続き注目が集まりそうです。
Reference(s):
Yang takes bronze in Snowboard and Freestyle Skiing Big Air World Cup
cgtn.com








