内モンゴル砂漠でラクダの冬季大移動 10日以上の旅が始まる video poster
2025年冬、中国北部・内モンゴル自治区のバダイン・ジャラン砂漠で、ラクダの冬季移動が始まっています。国際ニュースとしても注目されるこの「冬の大移動」は、人と動物が季節に合わせて移動する暮らしを映し出しています。
バダイン・ジャラン砂漠で始まる「冬の旅」
舞台は、中国北部の内モンゴルに広がるバダイン・ジャラン砂漠です。広大な砂丘地帯で、遊牧民の人たちが毎年この時期、ラクダを冬の牧草地へと移動させる「冬季移動」に乗り出しました。
彼らは馬ではなく、バイクにまたがって砂丘を走り抜け、ラクダの群れを先導します。この旅は10日以上に及ぶとされ、砂漠の中をゆっくりと進むラクダと、そのそばを走るバイクという、少し不思議で現代的な組み合わせが見られます。
この壮大な光景にひかれ、現地には写真家たちも足を運んでいます。砂丘の起伏とラクダの行列がつくるシルエットは、まさに「動く砂漠の風景」としてレンズに収められています。
春夏は砂漠へ、冬は安全な牧草地へ
ラクダの移動は、単なるイベントではなく、季節ごとの暮らし方の一部です。春から夏にかけて、天候が比較的穏やかな時期には、遊牧民はラクダを砂漠に放し、自然の環境の中で過ごさせます。
しかし、冬が近づくと状況は変わります。寒さが厳しくなる季節を前に、遊牧民はラクダを砂漠から連れ出し、安全な冬の牧草地へと移動させます。今回の冬季移動も、まさにその一環です。
季節によってラクダを移動させることで、
- ラクダを寒さや悪天候から守る
- 餌となる草を確保しやすい場所へ連れて行く
- 砂漠と牧草地、それぞれの環境負荷を分散させる
といった役割を果たしていると考えられます。
写真家を引きつける「移動する景観」
今回のラクダの冬季移動は、少数ながら写真家の関心を集めています。理由の一つは、そのスケール感です。広い砂漠の中を、長い列をつくって進むラクダたち。その横を走るバイク。10日以上続く移動は、まるで「ゆっくり流れる時間」を目に見える形にしたような光景です。
もう一つは、現代性と伝統が同居している点です。ラクダという古くからの家畜と、バイクという現代の移動手段が同じ砂丘の上に並ぶ姿は、地域の暮らしが完全に昔のままでも、完全に都会化しているわけでもないことを示しています。
国際ニュースとしての意味合い
このニュースは、一見すると「遠い砂漠の風景」に思えるかもしれません。しかし、国際ニュースとして見たとき、いくつかのポイントで私たちの日常ともつながっています。
- 季節ごとに移動する遊牧的な暮らし方が、今も続いていること
- 動物の安全を守るために、人が時間と労力をかけて移動を行っていること
- その姿が写真や映像を通じて世界に共有されつつあること
通勤電車の中でニュースを読む私たちとは全く違う生活スタイルですが、「自然条件に合わせて暮らしを調整する」という点では共通する部分もあります。猛暑や寒波のニュースが当たり前になった今、季節とどう向き合うかは、どの地域でも避けて通れないテーマになりつつあります。
SNSでシェアしたくなる視点
このラクダの冬季移動は、SNSでも共有しやすいテーマです。写真や動画があれば、砂漠のスケール感やラクダの列の美しさは、短いクリップでも伝わります。
投稿するときの視点の例としては、
- 「季節と共に動く暮らし」と、都市の定住生活を比べてみる
- 人と動物の距離感や関わり方に注目する
- 10日以上かけて移動する「時間の感覚」をテーマにする
といった切り口が考えられます。
ハッシュタグの例
- #内モンゴル
- #ラクダ
- #冬の移動
- #国際ニュース
砂漠の向こう側で続いているこの冬の旅を、日常の会話やオンラインでの議論のきっかけにしてみるのも良さそうです。
Reference(s):
cgtn.com








