中国、「第13号通信技術実験衛星」を打ち上げ 長征3号Bで軌道投入 video poster
中国、「第13号通信技術実験衛星」を打ち上げ
中国は2024年12月3日、西南部・四川省の西昌衛星発射センターから「第13号通信技術実験衛星」を打ち上げました。長征3号B(Long March-3B)ロケットによる今回の打ち上げは、長征ロケットシリーズ全体で549回目のミッションで、衛星は計画どおりの軌道に入ったと伝えられています。
打ち上げの概要
打ち上げは北京時間の午後1時56分に実施されました。長征3号Bロケットが西昌衛星発射センターから離昇し、搭載されていた通信技術実験衛星は、その後、予定軌道への投入に成功しました。
西昌衛星発射センターは、中国西南部・四川省にある主要な宇宙基地の一つで、これまでも通信衛星など多くのミッションを担ってきました。今回の打ち上げも、その一環として位置づけられます。
新しい通信技術実験衛星は何をするのか
今回軌道に投入された衛星は、その名称が示す通り「通信技術」の実験を主な目的としています。公表されている役割は、次のようなものです。
- 衛星通信サービスの提供
- ラジオ・テレビ放送の中継
- データ伝送などの各種サービス
- 関連する新しい通信技術の試験
こうした実験衛星は、将来の本格運用に向けて、通信容量の拡大や高品質な映像配信、新しい周波数帯の活用などを検証するテストベッド(試験の場)としての役割を果たします。実験で得られたデータは、今後の衛星通信システムの設計やサービスの高度化につながっていきます。
長征ロケットシリーズ、549回目のミッション
今回の打ち上げは、長征ロケットシリーズにとって通算549回目のミッションとなりました。
打ち上げ回数の積み重ねは、ロケットシステムの運用経験や信頼性の向上とも密接に関係します。長期間にわたって多数のミッションをこなすことで、設計や運用面でのノウハウが蓄積され、新しい衛星の打ち上げ計画にも活かされていきます。
私たちの生活と「宇宙×通信」
一見すると遠い世界の国際ニュースに思えるかもしれませんが、通信衛星の進化は、私たちの日常とも無関係ではありません。
- 遠隔地や山間部など、地上のインフラ整備が難しい地域への通信サービス
- 災害時に地上の通信網が被害を受けた場合のバックアップ
- 高画質な映像配信や多言語の放送サービス
- 将来の次世代モバイル通信を支える宇宙インフラ
こうした分野では、各国がそれぞれ衛星打ち上げや通信技術の開発を進めており、中国による今回の通信技術実験衛星の打ち上げも、その大きな流れの一部だといえます。
これから注目したいポイント
今回のニュースをきっかけに、今後は次のような点に注目していくと、宇宙と通信をめぐる動きがより立体的に見えてきます。
- この通信技術実験衛星で検証される新技術の内容と、その成果
- 実験結果が今後の通信衛星シリーズや新しいサービスにどう反映されるのか
- アジアや世界全体の通信ネットワークに与える影響
- 宇宙空間を活用した通信インフラをめぐる国際的な協調やルールづくりの動き
まとめ
2024年12月に行われた中国の「第13号通信技術実験衛星」の打ち上げは、長征ロケットシリーズの549回目のミッションという節目であると同時に、今後の衛星通信や放送、データ伝送を支える技術を磨くための一歩でもあります。
宇宙からの通信インフラが当たり前になりつつある今、こうした国際ニュースをフォローすることは、「自分たちの情報環境がこれからどう変わっていくのか」を考えるヒントにもなります。SNSなどで意見を交わしながら、長期的な視点で注目していきたいテーマです。
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Reference(s):
cgtn.com








