蘇州で「中国文明との出会い」 若者300人超が庭園文化を体験 video poster
蘇州で開かれた「An Encounter with the Chinese Civilization」
中国東部の江蘇省蘇州市にあるユネスコ世界文化遺産、Lion Grove Gardenを舞台に、文化交流イベント「An Encounter with the Chinese Civilization: Suzhou's South of Yangtze Culture and Chinese Modernization」が開催されました。
このイベントは、World Affairs Pressが世界の若者に向けて企画するシリーズ「An Encounter with the Chinese Civilization」の一環で、蘇州での開催は第5回目です。
英仏の若者300人超が参加、6都市とつないだ交流
今回の蘇州イベントには、イギリスとフランスの6都市に設けられたサブ会場をオンラインで結び、300人を超える若い学生や各界の友好関係者が、オンラインと現地参加のハイブリッド形式で集まりました。
参加者は、揚子江の南の地域に広がる歴史と文化、そして「新時代」における蘇州の発展や成果について紹介を受けながら、中国文明の一端に触れました。
教授によるライブ配信で庭園をめぐる
イベントでは、蘇州大学のYang Xuhui教授の案内のもと、海外の若者たちがライブ配信を通じてLion Grove Gardenの楼閣や堂をバーチャルに見学しました。
画面越しに庭園の空間を歩きながら、参加者は建物の配置や景観がどのように中国の美意識や思想を表現しているのかを学びました。
I.M. Peiゆかりの庭園が語る「伝統と現代」
Lion Grove Gardenは、著名な中国系アメリカ人建築家I.M. Peiの叔父にあたるBei Runshengが買い取り、ヨーロッパやアメリカから取り寄せた色ガラスで彩りました。Peiはこの庭園に暮らした経験があり、そこで得た古典庭園からのインスピレーションをもとに、パリのルーヴル美術館のガラスのピラミッドなどを設計しました。
伝統的な庭園空間と現代建築の象徴的な作品を結ぶこのエピソードは、今回のテーマである「中国文明」と「中国の現代化」が断絶ではなく連続のなかにあるという視点を、参加した若者たちに印象づけたといえます。
「中国文明との出会い」が示すこれからの国際交流
World Affairs Pressが企画するシリーズ「An Encounter with the Chinese Civilization」は、世界各地の若者に向けて、中国各地の文化や現代化の歩みを体感してもらうことを目的とした取り組みです。蘇州での第5弾は、その象徴的な一例といえます。
今回の蘇州イベントは、次のような特徴を持っていました。
- ユネスコ世界文化遺産を会場とし、歴史ある空間で中国文明を紹介
- イギリス・フランスの6都市とオンラインでつなぎ、距離をこえた参加を実現
- 300人を超える若者と各界の参加者が、中国の歴史文化と現代の発展を同時に学ぶ機会に
オンラインとオフラインを組み合わせた今回のような国際文化交流は、移動の制約を超えて多くの人に門戸を開く新しい形として、今後さらに広がっていく可能性があります。
日本の読者への問いかけ
中国文明や蘇州のSouth of Yangtze Cultureに関する情報は、日本語ではまだ限られています。今回のように、現地の庭園や都市の姿をオンラインで体験しながら、歴史と現代化の両方を学ぶスタイルは、日本の学生や若い社会人にとっても参考になるかもしれません。
海外の若者がLion Grove Gardenから何を感じたのかを想像しながら、日本からどのようにアジアの近隣地域とつながっていくか、自分なりの視点で考えてみるきっかけになりそうです。
Reference(s):
Encounter with Chinese Civilization event held in E China's Suzhou
cgtn.com








