AFCチャンピオンズリーグ・エリートで上海港が光州とドロー オスカルがPKで同点弾
火曜日に行われたAFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区の一戦で、中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)の上海港が、韓国Kリーグ1の光州と1-1で引き分けました。ホームで数的不利に陥りながらも、オスカルのPKで追いつき、東地区7位・勝ち点8でノックアウトステージ進出への可能性を残しています。
上海港vs光州:1-1ドローの概要
この試合は、中国東部の上海市で行われました。上海港は立ち上がりから主導権を握れず、光州に多くの決定機を作られます。前半10分には光州がネットを揺らしましたが、これはオフサイドの判定で取り消しに。それでも光州の攻勢は続き、上海港にとっては苦しい入りとなりました。
前半:光州が先制
前半38分、ついにスコアが動きます。自陣ボックス内からのGustavoのクリアボールに反応したHeo Yoolが、一度は足を滑らせながらもすぐに立ち上がり、冷静にシュートを放ってゴール。光州がアウェーで先制し、0-1とリードして前半を折り返しました。
後半:退場で10人に、それでも崩れない
後半に入っても流れは大きく変わらず、上海港にとっては我慢の時間が続きます。迎えた後半10分ごろ、ディフェンスのWei Zhenが相手選手の顔付近を蹴ってしまい、一発退場。上海港は残り時間を10人で戦う厳しい状況に追い込まれました。
数的不利となったことで、上海港は無理な前進を控えつつ、少ないチャンスを丁寧につなぐ慎重なゲームプランに切り替えます。一方の光州は追加点を狙い、サイド攻撃やカウンターからゴール前に迫りましたが、決定的な場面で精度を欠き、点差を広げることができませんでした。
VARが導いたPK、オスカルがきっちり決める
試合のターニングポイントとなったのは後半29分(74分)でした。オスカルがペナルティーエリア内へ鋭く侵入したところで倒され、このプレーがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によってチェックされます。最終的にPKの判定となり、自らキッカーを務めたオスカルが冷静にゴール右へ決め、スコアを1-1の同点に戻しました。
この同点弾により、10人の上海港はスタジアムの雰囲気を一気に変えることに成功します。その後も両チームは勝ち越しゴールを目指して攻め合いましたが、最後までスコアは動かず、そのまま1-1で試合終了となりました。
勝ち点1の重み:東地区7位からの巻き返し
この引き分けで、上海港はAFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区で6試合を終えて勝ち点8とし、順位は7位となっています。東地区の上位8クラブがノックアウトステージに進出できるため、上海港は依然としてベスト8入りを十分に射程圏内にとらえているといえます。
とはいえ、残り2試合の相手は日本の強豪クラブです。次戦は東地区3位につけるヴィッセル神戸、その後には首位の横浜F・マリノスと対戦します。いずれもJリーグを代表するクラブであり、難しいカードが続く中でどれだけ勝ち点を積み上げられるかが、上海港の運命を左右しそうです。
現状を整理すると、東地区の上海港をめぐる状況は次のようにまとめられます。
- ここまで6試合で勝ち点8、東地区7位
- 上位8クラブがノックアウトステージへ進出
- 残り2試合の相手はヴィッセル神戸(3位)、横浜F・マリノス(1位)
日本のファンにとっての見どころ
日本のサッカーファンにとっても、上海港の残り2試合は注目に値します。日本勢と中国クラブ、韓国クラブが同じ大会でしのぎを削る構図は、東アジアのクラブサッカー全体のレベルやスタイルの違いを知るうえで、格好の国際ニュースといえます。
特に、今回の光州戦のように、一人少ない状況からでも試合をあきらめない姿勢は、トーナメントを見据えたメンタリティの強さを感じさせます。ヴィッセル神戸戦、横浜F・マリノス戦でも、オスカルを中心にどのようなゲームプランを採用してくるのかが見どころとなるでしょう。
アジアの舞台で続くせめぎ合い
AFCチャンピオンズリーグ・エリートは、アジア各地のトップクラブが集う大会であり、その一試合ごとが地域のサッカーレベルやクラブの戦略を映し出す国際スポーツニュースです。上海港対光州の一戦は、結果としてはドローに終わったものの、数的不利を跳ね返して勝ち点1を手にした上海港の粘り強さ、アウェーでも果敢に攻め続けた光州の姿勢が印象に残る内容となりました。
東地区の順位争いは依然として混戦が続いており、今後の各試合が最終的なノックアウトステージ進出を大きく左右します。日本のファンとしては、ヴィッセル神戸と横浜F・マリノスがどのように上海港とぶつかり合うのか、そしてアジアのクラブシーン全体の力関係がどのように動いていくのかを見守りたいところです。
日々更新されるアジアサッカーの情勢を、日本語ニュースとして丁寧に追っていくことで、スコアだけでは見えてこない背景や駆け引きも浮かび上がってきます。上海港と光州のドローは、その一つの縮図と言えるかもしれません。
Reference(s):
Oscar saves Shanghai against Gwangju in AFC Champions League Elite
cgtn.com








