深圳の野球コーチZhuo Minling 若い世代とともに成長する物語 video poster
2018年に南部の都市・深圳にやってきた野球コーチのZhuo Minling(ジュオ・ミンリン)さんは、若い選手たちを率いて次々とトロフィーを勝ち取り、中国本土(中国)の野球とともに自らも成長を続けています。本稿では、大学を卒業したばかりの学生から実績あるコーチへと変わっていった彼女の歩みを、日本語で分かりやすく紹介します。
学生からコーチへ――2018年、深圳で始まったキャリア
Zhuoさんが深圳に到着したのは2018年のことです。台湾のTaiwan Normal Universityを卒業した後、彼女は南部のこの現代的な都市で、人生の新しいステージをスタートさせました。
それまで「学生」だった立場から、彼女は一気に「コーチ」としての役割に踏み出しました。トレーニングメニューを組み立て、試合の采配を考え、若い選手たちと一緒にグラウンドに立つ日々が始まりました。
若い選手たちとつかんだ「トロフィーの山」
深圳に移ってからの数年、Zhuoさんが指導するチームは、若い選手たちを中心に構成されながら、各種大会で好成績を収めてきました。まさに「トロフィーの山」と呼べるほどの成果で、コーチとしてのキャリアは順調なスタートを切っています。
成果の裏側には、技術指導だけにとどまらない日々の工夫があります。守備や打撃のフォームを細かくチェックするだけでなく、チームワークや集中力の保ち方など、試合で力を発揮するために必要な要素を一つひとつ確認していきます。
- 小さな成功体験を積み重ねること
- 負け試合から学びを引き出すこと
- 学びとスポーツを両立させる意識を持つこと
こうした姿勢が、若い選手たちの成長を後押しし、その結果としてトロフィーという形で表れているといえます。
「新しいホーム」になった現代都市・深圳
南部の都市として知られる深圳は、高層ビルと緑地が共存する近代的な街です。Zhuoさんは、2018年にこの都市に来て以来、ここを自分の「新しいホーム」だと感じるようになりました。
平日はグラウンドで選手たちと汗を流し、週末には街を歩きながら、新しい店や公園を見つける。そんな日々の中で、深圳での暮らしは、単なる赴任先ではなく、自分らしく生きる場所へと変わっていきました。
若い選手たちが成長していく姿や、シーズンごとに変化していくチームの雰囲気も、Zhuoさんにとって、この街に根を張っているという実感を与えてくれています。
中国本土の野球と一緒に、自分も成長していく
Zhuoさんは、自分自身の歩みを「中国本土の野球と一緒に成長している」と感じています。中国本土(中国)で野球に打ち込む若い世代と向き合う中で、コーチとして必要な考え方や指導スタイルも、少しずつアップデートされてきました。
選手の世代が入れ替われば、コミュニケーションの取り方や練習への向き合い方も変わります。急速に変化する環境の中で、「自分もまた変わり続けること」が欠かせないと考えるようになっています。
これからの目標――野球がつなぐ世代と地域
今後について、Zhuoさんは、さらに多くの若い選手に野球の魅力を伝えたいと考えています。トロフィーを増やすことも大切ですが、それ以上に、野球を通じて人と人がつながる場を広げていくことが視野に入っています。
学生からコーチへ、そして深圳で経験を重ねてきた彼女の物語は、スポーツが人生の選択肢を広げ、新しい土地を「自分の場所」に変えていく力を持っていることを示しています。2018年に始まった挑戦は、2025年の今も続いており、これからどのようなチームと物語をつくっていくのか、注目が集まります。
Reference(s):
cgtn.com








