AFCチャンピオンズリーグ2 浙江が劇的アウェー勝利も決勝T届かず
アジアサッカーの国際ニュースを日本語ニュースとしてお届けします。中国スーパーリーグ(CSL)の浙江が、AFCチャンピオンズリーグ2のアウェー戦でインドネシアのペルシブを4-3で下し、大会で続いていたアウェー未勝利の流れをようやく断ち切りました。ただし、決勝トーナメント進出にはあと一歩届きませんでした。
4-3の乱打戦、浙江がアウェーで意地の勝利
試合はインドネシア・バンドンのゲロラ・バンドン・ラウタン・アピ・スタジアムで、木曜日に行われました。浙江は立ち上がりから主導権を握ります。
15分、フランコ・アンドリアセヴィッチが孫正傲(Sun Zhengao)のパスを受けて先制ゴール。さらに7分後には、ペルシブ守備陣の連係ミスを突いてジャン・クアシー(Jean Kouassi)がペナルティエリアに侵入し、GKをかわして2点目を決めます。
31分には一度反撃を許します。マルク・クロックのシュートをGK・趙博(Zhao Bo)が弾いたこぼれ球を、ベッカム・プトラが押し込み、スコアは2-1に。それでも浙江はすぐに突き放します。39分、左サイドからのフリーキックを顧斌(Gu Bin)がゴール前へ送り、アンドリアセヴィッチが押し込んで3-1としました。
後半に入っても浙江の勢いは止まりません。58分には、アンドリアセヴィッチのパスからクアシーがこの日2点目を挙げ、リードは4-1に広がります。
しかし終盤、ホームのペルシブも意地を見せます。70分にダヴィド・ダ・シルバがヘディングで1点を返すと、後半アディショナルタイムにはタイロンがPKを沈めて4-3。浙江は最後まで守備陣が揺さぶられましたが、1点差を守り切り、アウェーで貴重な白星を手にしました。
勝ったのに終戦 グループFの行方
この勝利にもかかわらず、浙江は決勝トーナメントに進むことはできませんでした。同じグループFのもう一試合で、ライオン・シティ・セーラーズがホームでPortに5-2と快勝し、この2クラブがともに勝ち点10で次のラウンドに進出したためです。
浙江はグループFを勝ち点9で終え、わずか1ポイント差で3位にとどまりました。アウェーでの貴重な勝利で意地を見せながらも、グループステージ全体を通しての取りこぼしが重くのしかかる結果となりました。
- ライオン・シティ・セーラーズ: 勝ち点10で決勝トーナメント進出
- Port: 勝ち点10で決勝トーナメント進出
- 浙江: 勝ち点9でグループF3位、敗退
浙江が得た収穫と見えた課題
アウェーで4ゴールを奪っての勝利は、浙江にとって今後のアジア舞台に向けた大きな自信材料です。一方で、4-1から2点を返されるなど、試合終盤の守備には課題も浮かび上がりました。
- アンドリアセヴィッチとクアシーを軸にした攻撃力は、アジアレベルでも十分に通用することを証明
- リードした展開で試合を締め切るゲームマネジメントや守備の集中力が今後の改善ポイント
- グループステージの一戦一戦が決勝トーナメント進出を左右することを再確認する結果に
日本のファンが押さえておきたい視点
日本のサッカーファンにとっても、AFCチャンピオンズリーグ2での中国スーパーリーグ勢とインドネシア勢の戦いは、アジアのクラブサッカー全体のレベルやトレンドを知る重要な手がかりになります。
攻撃的なスタイルと、アウェー環境での試合運びなど、Jリーグ勢がアジアで戦う際にも共通するテーマが随所に見られます。浙江のようにアウェーでの戦い方を磨くクラブが増えることは、アジア全体の競争力の底上げにもつながっていきそうです。
勝利しながらもわずか1ポイント差で涙をのんだ浙江のグループステージ。こうした接戦の積み重ねが、アジアクラブサッカーの現在地を物語っていると言えるでしょう。
Reference(s):
Eliminated Zhejiang end awkward record at AFC Champions League Two
cgtn.com








