山西が北京ダックスの6連勝を阻止 Zhang Ningのフリースローが決め手
中国バスケットボールの強豪対決で、北京ダックスの6連勝がストップしました。勝負を決めたのは、試合終盤に落ち着いてフリースローを沈めたShanxi LoongsのZhang Ning(張寧)でした。
試合結果とスコア
現地時間の月曜日、北部の山西省太原市で行われた一戦は、ホームのShanxi Loongsが106-101で北京ダックスを下し、北京の6連勝を止めました。
この試合は立ち上がりから互いにラン(連続得点)を応酬する展開となり、最後の2分までどちらに転ぶか分からない接戦となりました。
前半:北京が主導権を握る
第1クォーターはホームの山西が7-0のランで理想的なスタートを切りましたが、すぐに北京が11-0のランでやり返します。山西の主力がベンチに下がるとオフェンスが停滞し、その隙を突いて北京のRichard SolomonとZhang Cairenが3ポイントを次々と決め、28-21と北京がリードして第1クォーターを終えました。
第2クォーターに入ると、山西のBrandon GoodwinとIbrahima Fayeがゴール下に積極的にアタックし、開始3分で33-33の同点に追いつきます。これに対し北京は、SolomonとZhou Qiの高さとフィジカルを生かしてインサイドで対抗。両チームともドライブを止めるためのファウルが増える激しい展開となり、前半終了時点では北京が57-56と1点差ながらリードを守りました。
第3クォーター:フィジカル勝負とフリースロー合戦
第3クォーターもフィジカルな展開が続き、多くの選手が少なくとも2回はフリースローラインに立つ展開となりました。残り約5分のところで北京が11-0のランを決め、主導権を握ります。
しかし、第3クォーター終盤に山西のHamidou Dialloが3回のシューティングファウルを誘発し、4本のフリースローを沈めて点差を詰めました。その結果、第3クォーター終了時点のスコアは85-82と、山西が3点ビハインドで最終クォーターに入ります。
第4クォーター:DialloとLiuが流れを変え、Zhang Ningが締める
第4クォーター序盤、Dialloは引き続きアタックを続け、Liu Chuanxingもインサイドで存在感を発揮します。両チームが約2分間にわたり無得点となる時間帯の後、Liuのジャンプショットが決まり、残り7分22秒で山西が89-87と逆転しました。
その後も互いに一歩も引かない展開が続き、残り2分を切ったところでZhou Qiのフックシュートが決まり、スコアは97-97の同点に。ここから勝負を決めたのがZhang Ningです。
Zhang Ningは終盤に6回フリースローラインに立ち、すべて成功させました。一方で北京は、Zeng FanboとEugene Germanがいずれも重要な3ポイントシュートを外してしまい、逆転のチャンスを逃します。こうして山西が106-101で逃げ切り、北京ダックスの6連勝に終止符を打ちました。
この試合から見えること:クラッチタイムのメンタル
このゲームが印象的なのは、スタッツ以上にメンタルの勝負だった点です。北京は試合を通じてランを何度も作り、前半から第3クォーター途中までは試合をコントロールしていました。それでも最後に勝敗を分けたのは、終盤のフリースローと決めるべきシュートを決め切れるかどうかでした。
- Zhang Ningは、プレッシャーのかかる場面で6本すべてのフリースローを成功。
- DialloとLiu Chuanxingは、ゴール下での積極的な攻めでファウルを誘い、相手ディフェンスにプレッシャーをかけ続けました。
- 北京側は、流れを変え得る3ポイントを決めきれず、わずかな精度の差が勝敗に直結しました。
国際バスケットボール全体を見ても、接戦の多くはフリースローと終盤の意思決定で決まります。この試合は、その典型例と言えそうです。
日本のバスケファンへの示唆
日本のバスケファンにとっても、今回の山西対北京の一戦は細部が試合を決めることを改めて教えてくれる内容でした。派手なダンクや3ポイントだけでなく、ファウルをもらう技術やフリースローの安定感が、勝負どころでどれほど重要かがよく分かる試合です。
試合の流れを追いながら、自分ならこの場面でどうプレーするか、どこでゲームプランを変えるべきだったかと考えて見ると、観戦そのものが一段と深く、面白くなります。
Reference(s):
Zhang Ning's key free throws end Beijing's winning streak for Shanxi
cgtn.com








