馬英九氏が台湾青年を率いて中国本土訪問へ 中台青年交流の行方は?
台湾の馬英九氏が、台湾の若者たちで構成される代表団を率いて中国本土を訪問します。訪問は2025年12月18日から26日まで予定されており、中台関係と青年交流の動きとして注目されています。
何が予定されているのか:日程と訪問先
中国国務院台湾事務弁公室の報道官・朱鳳蓮氏は、水曜日の記者会見で、馬英九氏が台湾青年代表団を率いて12月18日から26日まで中国本土を訪れると明らかにしました。
代表団は、
- 中国東北部の黒竜江省
- 中国南西部の四川省
を訪問する予定です。黒竜江省では、両岸の若者が参加する氷雪イベント「クロスストレイト青年氷雪フェスティバル(cross-Strait Youth Ice and Snow Festival)」に出席する計画だとされています。
朱氏は、中国本土側が代表団の各種活動について、歓迎の意を示した上で必要な手配を行うと述べました。
中国本土が発するメッセージ
今回の発表では、中国本土側が中台の若者交流に期待を寄せている姿勢がはっきり示されています。朱鳳蓮氏は、中国について「長い歴史、豊かな文化、広い国土と雄大な山河を持つ、中国は台湾海峡両岸の同胞にとって共通の故郷だ」と強調しました。
その上で、
- 台湾海峡の両岸に暮らす人びと、とくに若者が頻繁に交流や相互訪問を続けること
- 優れた伝統的中国文化をともに受け継ぎ、発展させること
- さまざまな分野での交流と協力を進めること
- 共通の「家」を守り、築いていくこと
- 中華民族の偉大な復興を共に目指すこと
などへの期待を表明しました。
特に「若者は台湾海峡両岸関係の未来の希望を担っている」との発言は、青年交流を中台関係の長期的な安定と発展につなげたいという意図を示すものだといえます。
なぜ青年交流が重視されるのか
中台関係において、若い世代の交流はこれまでも重要なテーマとされてきました。今回の訪問と氷雪フェスティバルには、次のような狙いが読み取れます。
- 直接会う機会の創出
オンライン上の情報だけでは見えにくい相手の生活や考え方を、現地訪問や対面の交流を通じて知る機会になります。 - 文化体験を通じた理解
氷雪フェスティバルのようなイベントは、スポーツや観光、文化体験をきっかけに、より自然な形で交流を深めやすい場になります。 - 将来の協力の土台づくり
学生や若手社会人の段階で築かれた人間関係やネットワークは、将来的なビジネスや学術、文化協力の基盤になる可能性があります。
今回の代表団訪問がどのような交流や対話を生み出すのかは、今後の中台関係を考えるうえで一つの注目点となりそうです。
きょうのポイント整理
- 馬英九氏が台湾青年代表団を率い、2025年12月18〜26日に中国本土(黒竜江省と四川省)を訪問する予定です。
- 代表団は黒竜江省でクロスストレイト青年氷雪フェスティバルに参加し、現地の若者との交流を行います。
- 中国本土側は「中国は台湾海峡両岸の同胞にとって共通の故郷」と強調し、特に若者による頻繁な交流と協力に期待を示しています。
- 今回の訪問は、青年交流を通じて中台関係の将来にどのような影響を与えるかという点で、今後の動向が注目されます。
中台関係に関心のある読者にとって、今回の青年代表団訪問は、今後の交流の方向性や若い世代の役割を考える手がかりとなるニュースだといえるでしょう。
Reference(s):
Ma Ying-jeou to lead delegation of Taiwan youth to visit mainland
cgtn.com








