CBA新疆が王者遼寧に125対105 対遼寧10連敗をストップ video poster
中国プロバスケットボールリーグCBAの試合で、新疆フライングタイガースが遼寧フライングレオパーズを125対105で破り、王者相手の10連敗をついに止めました。中国北西部・新疆ウイグル自治区ウルムチで行われたこの一戦は、CBAの勢力図に小さくない変化を感じさせる内容でした。
- 新疆が遼寧に125対105で勝利
- 遼寧に対する10連敗をストップ
- Zhao Ruiが第4クォーターだけで14得点
- 敵将のYang Mingも新疆のスタイルを高評価
試合の流れ 前半で主導権を握った新疆
試合は現地水曜日、ウルムチで行われました。第1クォーター序盤、新疆は14対7と良い立ち上がりを見せますが、遼寧もすぐに反撃します。Zhang Zhenlinが3ポイントシュートを2本連続で決め、スコアは23対20と3点差まで接近しました。
ホームの新疆はQuentin Petersonのジャンプショットでリードを守ろうとしますが、遼寧のDez Wellsが外からのシュートを沈め、25対25と同点に追いつきます。互いに譲らない展開の中、第2クォーターで流れが大きく動きました。
遼寧は第2クォーター序盤に約2分間の無得点時間に陥る一方、新疆は3ポイントを次々と決め、45対35と二桁リードを確保します。タイムアウト後もPetersonの勢いは止まらず、ジャンプショットで得点を重ねた新疆は、前半を65対47と18点リードで折り返しました。
第3クォーター 遼寧の猛追と新疆の踏ん張り
後半開始直後、第3クォーターは遼寧の時間帯となります。この10分間で遼寧は32対21と新疆を上回り、一気に点差を詰めました。Wellsがフリースロー2本を決めた場面では、スコアは73対73とついに同点になります。
しかし終盤、新疆はQi Linが連続で3ポイントシュートを決め、再び主導権を握ります。この活躍により、新疆は第3クォーター終了時点で86対79と7点差のリードを取り戻しました。
第4クォーターの主役 Zhao Rui
最終第4クォーターでヒーローとなったのが、新疆のZhao Ruiです。彼はこのクォーターだけで自身の全得点となる14得点を挙げ、リードを一気に二桁に広げました。そこから点差は開く一方で、遼寧は最後まで追い上げのきっかけをつかめませんでした。
Zhaoは試合後、CGTN Sports SceneのLiu Jiaqiのインタビューに対し「勝てたことはうれしいが、コート上で犯したミスをしっかり理解し、次に対戦するときに生かしたい」と冷静に語り、内容面でのさらなる改善に目を向けました。
ライバルも認める新疆の新スタイル
遼寧のヘッドコーチであるYang Mingは、新疆の変化を高く評価しました。彼は「今シーズン、Liu Weiの指導のもとで見せている新疆のタフなスタイルは、リバウンド、ディフェンス、トランジションのいずれにおいても非常に特徴的だ」と述べ、他チームにはない独自性があると指摘しました。
さらに、こうしたプレースタイルの変化は、まだ他のチームには見られないものだとも強調しています。ライバルチームの指揮官からも認められるタフさは、新疆にとって今後のシーズンを戦う上で大きな武器となりそうです。
CBAの勢力図に与える影響
今回敗れた遼寧は、CBAの現チャンピオンです。その遼寧に対し、新疆がこれまでの10連敗を断ち切ってダブルスコアに近い点差で勝利したことは、リーグ内の力関係が一方的ではないことを改めて示したと言えます。
リバウンドやディフェンス、トランジションといった土台の部分でタフさを打ち出す新疆と、王者としての完成度を誇る遼寧。この2チームのスタイルのぶつかり合いは、今後の再戦でもCBAファンの注目を集めるはずです。
日本のバスケットボールファンにとっても、アジアのトップレベルでどのようなバスケが展開されているのかを知る手がかりとなる試合でした。次の対戦では、今回の反省を踏まえた両チームの修正と駆け引きにも注目したいところです。
Reference(s):
cgtn.com








