雪のあと、新疆ザオス県「Jade Lake」が水墨画になる瞬間 video poster
中国新疆ウイグル自治区のイリ・カザフ自治州ザオス県にある湖「Jade Lake」は、夏と冬でまったく違う顔を見せます。青く輝く夏から、雪に包まれた冬の水墨画のような景色まで、その変化は世界の自然のダイナミズムを感じさせてくれます。
新疆・ザオス県の「Jade Lake」とは
Jade Lakeは、新疆ウイグル自治区のイリ・カザフ自治州ザオス県に位置する湖です。夏には湖面がまばゆいほどの青色に染まり、太陽の光を受けて一片の翡翠のように輝くとされています。この印象的な色合いから、英語名の通り「Jade(翡翠)」を思わせる存在になっています。
夏は翡翠の輝き、冬は水墨画の静けさ
国際ニュースや旅行情報の中でも、季節によってここまで印象が変わる湖は多くありません。Jade Lakeは、同じ場所でありながら、夏と冬でまるで別世界のような景観を見せる点に特徴があります。
夏のJade Lake
夏のJade Lakeでは、湖面は澄んだ青色を帯び、太陽の光を受けてきらきらと輝きます。光が差し込む角度によっては、その青さがより深く、透明感のある翡翠のかけらを思わせるとも言われます。強い日差しと鮮やかな湖面のコントラストが、見る人にエネルギーと開放感を与えてくれる景色です。
雪のあとに現れる伝統的な中国画の世界
一方、冬になると景色は一変します。雪が静かに周囲を覆い、空には雲がたなびき、湖と空と大地の境界があいまいになっていきます。そのたたずまいは、余白の多い伝統的な中国画を思わせるものです。色彩は夏のような鮮烈な青ではなく、白とグレーを中心にした柔らかなコントラストへと変わり、静けさと余韻を強く感じさせてくれます。
なぜ雪のJade Lakeに心惹かれるのか
では、なぜ私たちは雪に包まれたJade Lakeのような景色に心を惹かれるのでしょうか。そこには、デジタルでつながった現代の私たちの感覚と響き合う要素がいくつかありそうです。
たとえば次のようなポイントが挙げられます。
- 視覚的なコントラスト:鮮やかな夏と、モノトーンに近い冬という極端な変化
- 時間の感覚:雪や雲がゆっくりと景色を変えていく、静かな時間の流れ
- 距離の感覚:地図では遠い場所でも、写真や動画を通して身近に感じられること
遠く離れた新疆の湖が見せる季節の移ろいは、自分の日常にも同じように静かな変化が流れていることを思い出させてくれます。忙しいニュースのヘッドラインから少しだけ目を離し、こうした景色に意識を向けてみることは、心のリズムを整えるきっかけにもなりそうです。
スマホで味わう遠い冬景色
SNSやオンラインメディアを通じて、世界各地の冬景色を画面越しに楽しめるようになった今、日本にいながら新疆のJade Lakeのような場所を知ることができます。テキストや映像で風景をたどることは、単に「きれいな写真を見る」以上に、その土地の空気や時間の流れを想像するきっかけになります。
日本語で読める国際ニュースや現地の景色の紹介は、遠い地域を自分ごととして考える入り口です。地名だけではなかなかイメージしづらい地域も、具体的な湖や山、季節の表情と結びつくことで、ぐっと身近に感じられるようになります。
まとめ:スクロールの合間に遠い景色を
新疆・ザオス県のJade Lakeは、夏には翡翠のような青い湖、冬には雪と雲に包まれた水墨画の世界へと姿を変える湖です。同じ場所でも、季節や光の条件によってここまで印象が変わるという事実は、世界の自然の豊かさをあらためて感じさせてくれます。
日々のタイムラインをスクロールする合間に、ときどきこうした遠い景色を思い浮かべてみることは、自分の視野や時間感覚を静かに広げてくれるかもしれません。新疆の一つの湖から、私たちの世界の見え方を少しだけアップデートしてみる。そんな読み方ができるのも、国際ニュースを日本語で追う楽しさの一つです。
Reference(s):
cgtn.com







