北京の没入型ライトショーがマカオ返還25周年を彩る video poster
マカオ返還25周年を北京で祝う、没入型ライトショー
北京で没入型ライトショー『Naked Flowers』がオープンし、マカオの中国への返還25周年を祝う華やかなムードを一段と高めています。デジタルアートと光、そして香りが組み合わさったこのイベントは、中国本土とマカオのつながりを感じさせる新しいスタイルの文化体験として注目を集めています。
『Naked Flowers』とはどんなショーか
『Naked Flowers』は、デジタル映像や光の演出、花の香りといった要素を取り入れた没入型(イマーシブ)ライトショーです。来場者は、ただ展示を見るだけでなく、光と映像に全身を包まれながら、空間そのものを歩いて体験できるように設計されています。
デジタルアートと香りの演出が組み合わさることで、「視覚」と「嗅覚」といった複数の感覚が同時に刺激されるのが特徴です。スマートフォン片手に写真や動画を撮影したくなるような空間は、SNSでの発信を楽しむ世代にもなじみやすいと言えるでしょう。
マカオ返還25周年を彩る北京の光
今回のライトショーは、マカオの中国への返還から25年という節目を祝う雰囲気を盛り上げる存在でもあります。開催地がマカオそのものではなく北京であることは、中国本土の各地でマカオとの結びつきを共有しようとする動きの一つと見ることができます。
歴史的な節目を、式典やパレードだけでなく、若い世代にも親しみやすいデジタルアートの形で表現することで、「記念日」の過ごし方そのものもアップデートされつつあります。
CGTNの劉モーハンさんとマカオ出身の大学生が体験
CGTNのホストである劉モーハンさんは、北京で学ぶマカオ出身の大学生2人を特別ゲストに迎え、ショーの会場を一緒に巡っています。マカオから北京へと学びの場を移した若者たちが、このライトショーを通じてどのような思いを抱くのかを伝えようとする試みです。
自分のふるさとと中国本土の都市をつなぐようなイベントを、同世代の目線で体験してもらうことで、マカオと他地域との距離感をやわらげる効果も期待できます。観光客の視点だけでなく、「そこで暮らす・学ぶ若者」の視点を重ねることで、ニュースとしての奥行きも増していきます。
没入型アートがひらく新しい「記念」のかたち
光と香り、デジタルアートを組み合わせた没入型イベントは、新しい文化体験のかたちとして注目されています。北京の『Naked Flowers』も、その流れの中にありつつ、マカオ返還25周年という具体的な節目と結びつくことで、単なるエンターテインメントを超えた意味を帯びています。
五感で体験するアートは、人々が歴史や地域のつながりを自分ごととして感じるきっかけになります。ニュースを日本語で追う私たちにとっても、こうした国際ニュースのトピックから、「記念日をどう祝うか」「過去と現在をどう結びつけるか」といった問いを考えるヒントが見えてきます。
北京の夜に咲くデジタルの花は、マカオと中国本土、そしてそこに暮らす人々を静かにつなぐ光でもあります。スマホの画面越しに眺めるだけでなく、その背景にある物語にも目を向けたくなるイベントと言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








