習近平氏が香港トップ李家超氏と会談 一国二制度「新段階」で経済発展を促す
習近平国家主席、香港・マカオに「より大きな成果」を呼びかけ
国際ニュースとして注目される香港・マカオ情勢で、新たなメッセージが示されました。中国の習近平国家主席は木曜日、マカオで香港特別行政区(HKSAR)の李家超(ジョン・リー)行政長官と会談し、香港とマカオが「一国二制度」の新たな段階で、より大きな成果を上げ、より良い発展を実現するよう呼びかけました。
一国二制度は「新たな段階」に
習主席は、一国二制度の実践が新しい段階に入ったと指摘し、香港とマカオの両特別行政区が互いに学び合い、交流と協力を強化しながら、より明るい未来を切り開くべきだと述べました。
今回の会談は、マカオの中国への返還25周年の記念行事に合わせてマカオ入りしている李行政長官と習主席が顔を合わせた場で行われました。節目のタイミングでのメッセージという点で、香港とマカオの今後を象徴する発言といえます。
香港への「高い期待」と求められるガバナンス
習主席は、国家が香港に対して高い期待を寄せていると強調しました。そのうえで、李行政長官と香港特別行政区政府に対し、
- 揺るぎない、しかし慎重な姿勢で統治にあたること
- 経済を力強く促進し、発展を追求すること
- 香港のために新たな成果を生み出すよう努力すること
を要請しました。
これは、香港に対し「安定した統治」と「経済の再活性化」の両立を求めるメッセージと受け止めることができます。政治的な安定と経済・社会の課題解決を、同時に前に進めることが期待されているといえます。
李家超行政長官の応答──経済・民生・地域協力を前面に
これに対し李行政長官は、香港の経済を促進し、発展を追求し、人々の生活水準を効果的に改善するよう、香港を率いていく決意を示しました。
さらに香港は、広東・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)の建設に積極的に参加し、国家全体の発展戦略の中により良く溶け込んでいく方針を示しました。
グレーターベイエリアは、中国南部沿岸部を軸にした経済圏構想であり、金融、テクノロジー、物流などの分野で香港とマカオの役割が注目されています。李行政長官の発言は、香港がこの地域協力の中核として機能していく意欲を改めて示したものです。
香港・マカオの「これから」を読み解くポイント
今回の習主席と李行政長官の会談からは、いくつかのポイントが浮かび上がります。
- 一国二制度の新段階:政治的安定と長期的な発展を両立させる枠組みとして、一国二制度の運用をさらに発展させていく方向性が示された。
- 経済と民生重視:香港に対しては、経済成長だけでなく、住民の生活改善が強く求められている。
- 地域連携の加速:グレーターベイエリアを通じて、香港とマカオが互いに学び合い、協力を深めることが期待されている。
一連の発言は、香港とマカオが今後も国家全体の発展と歩調を合わせながら、それぞれの強みをいかに生かしていくかという問いを投げかけています。
SNSで考えを共有するために
今回の会談は、一国二制度やグレーターベイエリア、香港・マカオの将来像を考えるきっかけとなる出来事です。香港やマカオの役割、経済や民生の課題について、身近なニュースとして捉え、自分なりの視点をSNSや日常の会話で共有してみるのも良いかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








