中国、BRICS協力拡大へ 新たなパートナー国9カ国が参加
中国、BRICS協力拡大へ 新たなパートナー国と連携強化
中国外務省の毛寧報道官は火曜日の記者会見で、中国は他のBRICS加盟国やパートナー国と共に、さまざまな分野での実務協力を拡大する用意があると述べました。国際ニュースとして注目されるBRICSの動きと、中国のスタンスを整理します。
ロシア発表の「BRICSパートナー」9カ国
毛報道官の発言は、ロシアがBRICSパートナーの国々の一覧を発表した翌日の記者会見で示されたものです。BRICSパートナーという新しいカテゴリーは、ロシア・カザンで10月に開かれたBRICS首脳会議の結果として設けられました。
毛報道官によると、次の9カ国がBRICSパートナーとして指定されています。
- インドネシア
- マレーシア
- タイ
- ベラルーシ
- ボリビア
- キューバ
- カザフスタン
- ウズベキスタン
- ウガンダ
毛報道官は、こうした動きについて、昨年の歴史的な拡大に続く、BRICSの発展におけるさらなる重要な前進だと評価しました。
「代表性」と「影響力」の拡大を強調
毛報道官は、BRICSの枠組みがより多くの国々を含むことで、その代表性が一段と高まったと指摘しました。また、BRICSの魅力と影響力がより際立ち、グローバルサウスの団結と協力を促進する、ますます重要なプラットフォームになりつつあると述べました。
グローバルサウスとは、主に新興国や途上国を幅広く指す言葉です。BRICSパートナーという形で新たな国々が関わることで、そうした国々の声をどのように国際秩序に反映させていくのかが、今後の焦点になりそうです。
「パートナー国」創設の意味
カザンでの首脳会議では、従来からのBRICSの枠組みに加え、「パートナー国」というカテゴリーが設けられました。これは、BRICSに関心を持ち、連携を深めたい国々が、枠組みに関与するための新たな形と見ることができます。
新しいカテゴリーが、将来的なBRICS加盟へのステップになるのか、それとも多層的なネットワークづくりを意図した仕組みなのかは、現時点では明確ではありません。ただ、中国が他のBRICS加盟国やパートナー国と「実務協力の拡大」に前向きな姿勢を示したことで、さまざまなテーマでの協力の可能性が広がると見ることもできます。
読者の立場から見ると、今後は次のような点が注目ポイントになります。
- どのような分野で、具体的な実務協力プロジェクトが打ち出されるか
- BRICSと他の国際的な枠組みとの役割分担がどのように整理されるか
- パートナー国の意見が、BRICS全体の議論や方向性にどこまで反映されるか
改めて押さえたい「BRICS」とは
BRICSは、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)、南アフリカ(South Africa)の頭文字を取った略称で、大きな経済的潜在力を持つ新興市場5カ国を指します。
昨年の歴史的な拡大、そして今回のBRICSパートナー国の指定により、BRICSは今後も形を変えながら、グローバルサウスの連携や国際秩序の中での存在感を高めていくことが期待されます。中国がその中でどのような役割を果たしていくのか、引き続き注視する必要がありそうです。
Reference(s):
China ready to expand cooperation with BRICS members, partners: MOFA
cgtn.com








