マカオ・テニスマスターズ初日、チーム・チャンが4−3でリード
アジア初の男女混合団体戦テニス大会「Macao Tennis Masters」の初日が、中国南部のマカオ(Macao)特別行政区で行われ、マイケル・チャン氏が率いるチーム・マイケル・チャンが、リー・ナ氏率いるチーム・リー・ナを4−3とわずか1ポイント差でリードして初日を終えました。
大会の概要:アジア初の男女混合団体戦テニス
「MGMマカオ・テニスマスターズ」は、アジアで初めて開催される男女混合の団体戦形式のテニス大会です。会場は中国南部のマカオ特別行政区で、マカオ特別行政区設立25周年を記念する行事の一環として位置づけられています。
チームのキャプテンを務めるのは、いずれもテニスの四大大会(グランドスラム)優勝経験を持つリー・ナ氏とマイケル・チャン氏。男女のトップ選手が同じチームとしてポイントを競い合う、これまでのツアー大会とは少し異なるスタイルが特徴です。
チーム構成と主な出場選手
チーム・リー・ナ
- シャン・ジュンチェン(Shang Juncheng、中国の新鋭)
- ワン・シンユー(Wang Xinyu、中国の新鋭)
- キャスパー・ルード(世界ランキング6位、ノルウェー)
チーム・リー・ナは、中国の若手有望株であるシャン・ジュンチェン選手とワン・シンユー選手に加え、世界ランキング6位のキャスパー・ルード選手という強力な布陣となっています。
チーム・マイケル・チャン
- アンドレイ・ルブレフ(世界ランキング8位、ロシア)
- カロリナ・ムチョバ(2023年全仏オープン女子シングルス準優勝、チェコ)
- 錦織圭(日本)
対するチーム・マイケル・チャンには、世界ランキング8位のアンドレイ・ルブレフ選手、2023年全仏オープン女子シングルス準優勝のカロリナ・ムチョバ選手、そして日本の錦織圭選手が名を連ねています。
初日の試合展開:4−3になるまで
オープニングイベント:ターゲットヒット対決で先制
大会初日は、1ポイントがかかる特別ルールのオープニングイベントからスタートしました。この種目では、各チームから1人ずつが出場し、フォアハンドとバックハンドをそれぞれ1本以内で使いながら、できるだけ多くのターゲットを狙う形式が採用されました。
ここではチーム・リー・ナのシャン・ジュンチェン選手が3つのターゲットを命中させた一方で、マイケル・チャン氏はターゲットを捉えることができず、この結果によりチーム・リー・ナが1−0と先制しました。
第1試合:ルードが錦織を逆転し、リードを3−0に拡大
続く3試合は、それぞれ2ポイントがかかる重要な勝負となりました。最初の試合は男子シングルスで、チーム・リー・ナのキャスパー・ルード選手が、チーム・マイケル・チャンの錦織圭選手と対戦しました。
試合は4−6、6−3、10−7でルード選手が逆転勝ち。これにより、チーム・リー・ナは合計3ポイントを獲得し、スコアを3−0と一気に引き離しました。
第2試合:ルブレフがシャンを下し、チーム・チャンが反撃
2試合目の男子シングルスでは、チーム・マイケル・チャンのアンドレイ・ルブレフ選手が、チーム・リー・ナのシャン・ジュンチェン選手と対戦しました。
ルブレフ選手は6−3、6−4のストレートで勝利し、この試合でチーム・マイケル・チャンに2ポイントが加算。スコアは3−2となり、僅差まで追い上げました。
第3試合:混合ダブルスで逆転、4−3でチーム・チャンがリード
初日の最終種目は混合ダブルスでした。チーム・マイケル・チャンはルブレフ選手とムチョバ選手のペア、チーム・リー・ナはシャン選手とワン・シンユー選手のペアという組み合わせです。
試合は6−4、6−3でルブレフ/ムチョバ組が勝利。この勝利によってチーム・マイケル・チャンにさらに2ポイントが入り、合計スコアは4−3。初日を終えて、チーム・マイケル・チャンがわずか1ポイント差でリードする展開となりました。
なぜこの大会に注目が集まるのか
マカオ・テニスマスターズが注目される背景には、いくつかのポイントがあります。
- アジア初の男女混合団体戦形式:男女選手が同じチームとしてポイントを積み上げる仕組みは、テニスファンにとって新鮮で、試合全体の流れも分かりやすくなります。
- 多様な国・地域からトップ選手が参加:中国、日本、ノルウェー、ロシア、チェコなど、さまざまなバックグラウンドを持つ選手がチームを組むことで、アジアにおけるテニスの国際性がより際立ちます。
- マカオ特別行政区設立25周年の記念イベント:国際的なスポーツイベントを通じて、マカオがエンターテインメントとスポーツの拠点として存在感を高めている側面も見て取れます。
日本のファンにとっての見どころ
日本の読者にとっては、錦織圭選手のプレーが最大の関心事の一つと言えます。初日の男子シングルスでは、ルード選手に4−6、6−3、10−7とフルセットの接戦の末に敗れたものの、トップ選手相手に競り合う内容となりました。
また、同じアジアから参加する中国の若手選手たちと世界トップクラスの選手たちが、チームとして共に戦う姿も、この大会ならではの見どころです。アジアのテニス市場が今後どう広がっていくのかを考える上でも、象徴的なイベントと言えるでしょう。
今後の行方:1ポイント差の接戦はどうなるか
初日終了時点でスコアは4−3と、両チームの差はわずか1ポイントです。ポイント配分の大きい試合も組み込まれていることから、今後の対戦次第で形勢が何度も入れ替わる可能性があります。
チーム・リー・ナとしては、序盤のリードを再び取り戻したいところであり、チーム・マイケル・チャンは勢いを維持しつつ、混合ダブルスやシングルスでどこまで突き放せるかが鍵となりそうです。
アジア発の新しい団体戦フォーマットとして、試合結果だけでなく、観客の反応や選手同士の化学反応にも今後注目が集まりそうです。
Reference(s):
Team Michael Chang leads Team Li Na 4-3 at Macau Tennis Masters
cgtn.com








