CBA新疆が北京を撃破 ホーム無敗キープと19-0ランの衝撃
中国プロバスケットボールリーグCBA(Chinese Basketball Association)で、新疆フライングタイガースが北京ダックスを108-97で下し、中国北西部ウルムチでのホーム無敗を守りました。アジアバスケの今を映す一戦として、日本のファンにとっても注目に値する内容でした。
試合概要:新疆がホーム無敗をキープ
試合は中国北西部の新疆ウイグル自治区・ウルムチ(Xinjiang Uygur Autonomous Region)で、現地月曜日に行われました。ホームの新疆は攻守で安定したパフォーマンスを見せ、北京の反撃を受け止めながら最終的に二桁差で勝利しています。
- 最終スコア:新疆 108 – 97 北京
- 会場:ウルムチ(新疆ウイグル自治区)
- リーグ:中国プロバスケットボールリーグCBA
- 新疆:ホームでの今季無敗を維持
Q.J. Peterson選手の先発起用がオフェンスを加速
新疆はこの試合で、Q.J. Peterson選手を先発メンバーに組み込み、オフェンスのスピードアップを狙いました。この采配が見事にハマります。
Peterson選手は第1クォーターだけで、この日記録したゲームハイの30得点のうち9得点をマーク。3ポイントシュートは5本中3本成功と高確率で決め、さらに2本のアシストで味方の得点も演出しました。
一方の北京は、Richard Solomon選手が第1クォーターだけで8得点と健闘。クォーター終了時点でスコアは27-24と、新疆がわずかにリードする展開でした。
北京の反撃と、流れを変えた19-0のラン
第2クォーターに入ると、北京はディフェンスの強度を一気に上げます。新疆からターンオーバーとシュートミスを引き出し、そのチャンスを生かして速攻を連発しました。
Zeng Fanbo選手とSolomon選手は、リングを揺らすダンクでチームを勢いづけ、前半終了時には北京が52-49と逆転に成功します。
しかし後半立ち上がりで試合は再び大きく動きます。第3クォーター序盤、北京は約4分間にわたりフィールドゴールが決まらない得点ブランクに陥りました。その間に新疆は19-0のラン(連続得点)を記録し、一気に主導権を取り戻します。
北京は、Eugene German選手の3ポイントシュートでようやく流れを断ち切り、さらにNuni Omot選手も3ポイントを沈めて反撃。第3クォーター終了時点では79-73と、6点差まで巻き返しました。
第4クォーター:Zeng選手の奮闘も届かず
最終クォーターに入ると、北京はZeng Fanbo選手が攻守両面で存在感を示します。3ポイントシュートを2本決めたほか、Peterson選手のアタックをリング付近でブロックする場面もあり、試合を最後まで分からない展開へと持ち込みました。
それでも新疆は、Peterson選手だけに頼らない多彩なオフェンスで応戦します。チームは常に5点以上のリードを維持し続け、残り時間が少なくなる中でも落ち着いて試合をコントロールしました。
クライマックスは終盤。Elfuratt Mohetaner選手が、この日チーム15本目となる3ポイントシュートを沈め、勝負あり。北京の追い上げムードを断ち切る一撃となり、最終的に新疆が108-97で勝利を収めました。
試合から見えるCBAとアジアバスケの今
この一戦からは、CBAとアジアバスケットボールの現在地をうかがわせるいくつかのポイントが見えてきます。
- 3ポイントの重要性:新疆はチームで15本の3ポイントを成功させ、現代バスケで外角シュートがいかに大きな武器になっているかを示しました。
- ディフェンスからの速攻:北京は第2クォーターでディフェンスを引き締め、ターンオーバーからの速攻で試合をひっくり返しました。守備の強度がそのままオフェンスのリズムにつながる典型例と言えます。
- 流れを左右する「ラン」:第3クォーターの19-0という連続得点は、ゲームの流れが一瞬で変わることを象徴するシーンでした。短い時間の集中力が勝敗を左右することを改めて示しています。
CBAはアジアを代表するプロバスケットボールリーグの一つとして、戦術や選手のスタイルの面でも進化を続けています。新疆と北京の対戦は、そのレベルの高さと、試合展開のダイナミックさを日本語で追体験できる好例と言えるでしょう。
今後も、こうしたアジアの試合をフォローすることで、日本のバスケファンにとっても新たな視点や学びが得られそうです。
Reference(s):
Xinjiang Flying Tigers beat Beijing Ducks to remain undefeated at home
cgtn.com








