成都の街角から聞く2025年への願い CGTN「1,001 Wishes」 video poster
2024年の終わり、2025年を目前に控えたころ、CGTNは中国・成都の街角で、人びとの新年への願いを集める企画「1,001 Wishes」を行いました。国際ニュースを日本語で読みたい読者に向けて、その様子と背景を振り返ります。
成都の街角から届けられた「1,001 Wishes」とは
CGTNが企画したこのシリーズのタイトルは「1,001 Wishes」。象徴的なメッセージは、「大切な人みんなが、安全で、幸せで、喜びに満ちた毎日を送れますように」という願いです。ごく個人的な願いでありながら、多くの人が共感できるシンプルな思いでもあります。
番組では、「2024年が終わりに近づき、2025年が近づいているいま、あなたはどんな新年の目標を持っていますか」と問いかけ、人びとの声を取材しました。
具体的には、次のような問いかけがなされています。
- もっと勇敢になって、目の前の課題に挑戦したいですか。
- それとも、勉強や研究で新たな成果を上げ、長年の夢に近づきたいですか。
取材班は成都の街を歩きながら、こうした問いかけに対する人びとの答えを聞き、映像で伝えました。また視聴者にも、「あなたの2025年への願いを共有してください」と呼びかけ、オンライン上の対話も試みました。
語られたのは、身近な幸せと小さな前進
「1,001 Wishes」で交わされた言葉から浮かび上がるのは、派手な成功や一発逆転ではなく、「身近な幸せ」と「小さな前進」を大切にしたいという感覚です。
印象的なのは、願いの方向性がいくつかの共通点を持っていることです。
- 家族や友人など、大切な人が安全で、健康で、笑顔で過ごせること
- 自分自身が一歩勇気を出し、これまで避けてきた課題や挑戦に向き合うこと
- 学業や仕事、研究などで少しでも前に進み、夢に近づいていくこと
こうした願いは、成都だけでなく、日本を含む多くの地域で共有されている感覚でもあります。国や地域が違っていても、「大切な人の無事」と「自分の成長」を願う気持ちは共通している、とあらためて感じさせられます。
新年の抱負が映す、いまの社会
新年の抱負は、一人ひとりの個人的な目標であると同時に、その社会が置かれた状況や空気感も映し出します。企画の問いかけに、「もっと勇敢になりたい」「学業で飛躍したい」といった言葉が並ぶのは、将来への不安と、それでも前に進もうとする意志が同時に存在しているからかもしれません。
不確実性の高い時代のなかで、
- 自分にできることを一つずつ増やしたい
- スキルや知識を蓄え、選択肢を広げたい
- 周りの人とのつながりを大切にしたい
と願う声は、日本の読者にとっても他人事ではありません。国際ニュースを通じて他地域の「新年の声」に触れることは、自分自身の価値観や目標を見つめ直すきっかけにもなります。
2025年への願いを、いま振り返る
現在、2025年も終わりに近づきつつあります。当時、成都の街角で語られた「2025年はこうなりたい」という言葉は、この一年を振り返るときのヒントにもなりそうです。
年のはじめに抱いた願いは、必ずしもその通りに実現していなくても、
- 途中で形を変えながら、別の成果や出会いにつながっているかもしれない
- 思い通りにいかなかった経験自体が、次の一歩の土台になっているかもしれない
と考えることもできます。
成都で集められた「1,001の願い」は、特別な誰かだけの物語ではなく、画面のこちら側にいる私たちにも重なる物語です。「大切な人みんなが、安全で、幸せで、喜びに満ちた一年」とは、自分にとってどのような一年なのか。次の一年を迎える前に、静かに問い直してみる時間を持つのも良さそうです。
Reference(s):
1,001 Wishes: May everyone I love be safe, happy and joyful!
cgtn.com








