春節目前、中国のスーパーで巳年グッズが人気 新年ムード高まる
2025年の年末が近づき、まもなく迎える春節(旧正月)を前に、中国各地では新年ムードが一気に高まっています。大型スーパーの店内は買い物客でにぎわい、巳年(ヘビ年)をテーマにした商品が売り場を鮮やかな赤色で埋め尽くしています。
春節前の中国、スーパーから広がる熱気
春節は、中国で一年の始まりを祝う最も大きな行事の一つです。その準備の中心となるのが、日用品から食料品、贈り物まで何でもそろう大型スーパーです。店内の通路は買い物かごを手にした人であふれ、普段の週末以上の人出となっています。
今年は特に、巳年関連の商品コーナーが目を引きます。入り口近くに特設コーナーを設ける店舗も多く、赤と金を基調にした装飾が、訪れる人の目を自然と引き寄せています。
巳年グッズのラインナップ 何が人気?
売り場で目立つのは、巳年の干支をあしらった飾りやマスコットです。棚には、にこやかな表情のヘビのキャラクターが描かれたタペストリーや、壁やドアに貼るための縁起物の飾りがずらりと並びます。
- 巳年の文字をデザインした赤い飾り
- 愛らしいヘビのマスコット人形
- ヘビ柄の赤い封筒(お年玉用の紅包)
- 幸運を象徴するヘビ型のオーナメント
こうした商品が一か所に集められた売り場は、まさに赤一色の世界です。買い物客が手に取って比べながら選ぶ姿が各地で見られ、巳年ムードを視覚的にも盛り上げています。
家族の幸運を願うデザイン
巳年グッズには、それぞれに込められた願いがあります。赤は幸運や繁栄を象徴する色とされ、そこに巳年の干支モチーフを組み合わせることで、家族の健康や仕事運、金運など、さまざまな願いを託します。
かわいらしいヘビのマスコットは、子ども向けの贈り物としても人気です。家族や親せきの子どもに渡すために、まとめ買いをする人もいるとされ、春節の贈り物文化と干支ビジネスが自然に結びついていることがうかがえます。
SNS時代の春節ショッピング
巳年デザインの赤い封筒やオーナメントは、SNS映えするアイテムとしても注目されています。ヘビのキャラクターがポップな色づかいで描かれた紅包は、写真や動画で共有しやすく、若い世代の関心を集めています。
店頭で見つけたお気に入りのデザインを撮影し、そのままXやInstagramに投稿する動きも広がっているとみられます。オンラインで話題になったデザインを、オフラインのスーパーで探しに行くという、双方向の動きも生まれつつあります。
春節商戦が映す、中国の今
春節前のスーパーのにぎわいは、単なる年末の買い物風景にとどまらず、人々が新しい一年にどのような期待を込めているのかを映し出しています。巳年グッズの人気は、干支という伝統的な文化が、現代のデザインやSNS文化と結びつきながら、今も生活の中心にあることを示しています。
これから春節本番に向けて、巳年をテーマにした新しいデザインや限定商品がさらに登場してくるとみられます。日常の買い物の中に宿る季節感や文化の変化を、どのように読み解くか。中国の春節商戦は、2025年のアジア経済や消費トレンドを考えるうえでも、注目すべき現場になっています。
Reference(s):
Chinese New Year atmosphere grows stronger ahead of celebrations
cgtn.com








